CV:下野紘
概要
ワニベとは、『迷宮ブラックカンパニー』の登場人物である。フルネームは「ワニベ・シュリーマ」。ライザッハ鉱業採掘部に勤める爬虫類型の亜人。主人公・二ノ宮キンジの同僚。
人物
爬虫類型の亜人であるリザードマンの男性。トカゲの特徴を色濃く持つ種族で、トカゲがそのまま人型となったような厳つい見た目をしている。だが気弱な性格をしているため、どこか冴えない容姿をしている。ライザッハ鉱業で働いており、二ノ宮キンジの同僚。うだつの上がらない生活を続けていたが、その内面を二ノ宮に見透かされ、彼の口車に乗る形で協力していくこととなる。臆病で要領が悪く、見た目に反して戦闘能力も低い。しかし、根はまじめで根気強い部分があるため、研究者として優秀で、魔石の研究で大きな成果を出している。また田舎育ちであるため、野草やキノコの知識が豊富。流されるまま二ノ宮に協力し、迷宮ブラックカンパニーに所属する。二ノ宮から振り回されることが多いが、一方でその人柄が信頼されており、ベルザ・シューバッハとの対決では二ノ宮が囮となっているあいだに水面下で根回しをして、二ノ宮の社長就任を助けた。その後、二ノ宮と共に会社を盛り立てていたが、謎の男の襲撃で重症を負い、そのまま過去のアムリアに放り込まれて行方(ゆくえ)不明となる。目覚めた際には魔物たちの村「モービル」でルヴィに保護され、彼女らと交友を育む。過去のアムリアでは自分でも気づかないうちになぜか戦闘能力が大幅に向上しており、その力で集落を襲う冒険者たちを撃退していた。二ノ宮の傍若無人っぷりを知るだけに、モービルの存在を知られれば彼にいいように利用されると危惧し、二ノ宮たちと対立する道を選ぶ。