概要
『一本包丁満太郎』(いっぽんぼうちょう まんたろう)は、ビッグ錠による料理漫画。
1985年から1996年まで『ビジネスジャンプ』(集英社)で連載された。
1991年には、アニメイトフィルム制作・J.C.スタッフ制作協力でOVA化されている。
…ちなみに作中人物に強烈なキャラクターが多い。すげえ、ファショナブル
あらすじ
風味満太郎は明治時代から続くカツ丼屋「銀平食堂」の三代目。実家を継ぐのを嫌がり遊びまわっていたが、父を超える料理人となることを決意。修行の過程で様々な料理勝負にユニークな発想で挑む。
カツオ勝負、ハンバーグ勝負、おにぎり勝負、すきやき勝負、麺祭り、包丁競べ、味盗り競べ、ふぐ勝負、牛丼勝負、お好み焼き勝負、サバイバル料理勝負、お茶づけ勝負、すいとん勝負を経て、「花板まつり」の決勝で「吉留」の花板・山科と対決した満太郎は「自分はカツ丼屋の息子だから」とカツ丼で挑むのだった。
登場人物
- 風味満太郎:本作の主人公。カツ丼屋の息子。
- 風味金平:満太郎の父。銀平食堂の二代目主人。
- 風味香代:満太郎の母。
- 示条味味:示条流当主の孫娘。示条家を勘当され、後に満太郎と結婚。
- 笑月亭松之助:大阪の落語家。後に人気落語家となる。
- 郷原:ファミレス・チェーン「ボンゴ」の会長。
- すきやき男爵:牛鍋店「すきやき男爵」の経営者。
- 千代:大阪の料亭「吉留」の女将。
- 板美膳司:満太郎のライバルの料理人。示条味味に惚れている。
- 伊賀谷玄人:元・示条流。事情があって創作フランス料理人に転身。
- 三色にぎりの葉月屋三郎:三色旗柄の服装はまだしも顔面も三色ペイントしている。
- 骨つきにぎりの黒牛十兵衛:牛角付カブトを被る戦士スタイルの料理人。
- カニのベンケイにぎり北海の政:おにぎり勝負に登場したキャラ。満太郎に再戦要求した。
- ウニのもみじにぎり下関源太:ウニを模した髪型。昆布を身にまとう
- 山菜にぎりの山田屋甚太:山菜を身にまとい農具を背負う料理人。
- お祝いにぎりの稲荷権太:ほとんど術士か歌舞伎俳優のような料理人。
- 塩辛にぎりの塩辛三兄弟:北海の政についで満太郎に再戦要求、イカサマをした。
- 日隠小六:すき焼き勝負より。伊賀流忍びすき二十六代鍋頭、そのまま伊賀忍者。
- お好み女王:お好み焼き勝負に登場したマツコデラックス。
- 南部鉄五郎:包丁競べ、大根かつらむき勝負より「円盤包丁じゅうたんむき」を披露。
- 天草小四郎:同じく大根かつらむき勝負より、ジャックナイフ使いの西洋かぶれ。オカマ
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うんこの香りだあーっ!!:有名過ぎて本物と誤解されてしまったコラ台詞。