「皆のことを考えて行動し、守れるちからがあるのは僕だ。どちらが生徒会長にふさわしいかは、明らかだろう」
CV:三木眞一郎
概要
新御門学園高等部3年生の厳格な青年。
異変後の学園で熱狂的な支持を得る現生徒会長。
異常事態に混乱する生徒たちをたやすく沈静化した後、「本校舎」と「他校舎」の関わりを絶ち、「霧」の広がるエリアに生徒が足を踏み入れないように管理監視している。
なお、身に纏う白い制服は生徒会長が式典の際に着用するもの。
生真面目な言動も相まって様になっている。
疑問点
愚かさが████でひとが████な目にあうことを嫌う。
████な思想を持った、████の████。──鞍馬生徒会長、万歳!
そんな彼だが保護者や教師受けは悪くないものの、元々はお世辞にも人望・人気を集められるような要領の良い人物ではなく、生徒会選挙も三年連続で参加し毎年落選している。
現に彼の方針に疑問を覚える者も少なくはなく、異常事態とはいえ彼を支持する生徒たちは崇拝レベルの信頼を寄せている。
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ネタバレ注意!
「お前の論理は必ず誰かを不幸にさせる!それこそ悪だ!僕は絶対に許さないっ」
モナーク・スペルビアの契約者。
正体が判明してからは他者を導くことに拘り、自分本意な者を極端に嫌うなど潔癖な本性を露にした。
式典などの時にしか着用しない制服を常に着ているのも、自分だけが皆を導けるという異常なまでの強迫観念から。
傲慢の権能
契約した際に授かったちから。
これは一言で表すなら「人体操作」とされる能力であり、人の身体に干渉するもの。身体を治す、毒素を発生させる、意識を奪う、洗脳して傀儡にするなど応用が可能。
スペルビア
彼が契約したモナーク。手術着や包帯、マスクなど医療をイメージした黒い衣装に身を包んだ少女型の悪魔。背中や頭には蝙蝠のような羽根がついている。
一見するとナースを思わせるが、相手を一方的に哀れみ、勝手に処置を行って助けるという在り方は契約者と同じく「傲慢」そのもの。
巨大なペンチのような武器を軽々と操る。
その過去
エゴに塗れていながらエゴを嫌い、みんなを導くという滅私奉公のような彼も、幼少の頃は普通の友達がいる普通の少年だった。
しかし、その友人は目の前で命を落とした。原因は赤信号を無視したことによる交通事故、彼はそれを止められなかった……友人の母親から言われた言葉が強いトラウマとなり、悲しみすらも圧し殺して願うようになった。
正しく、偉くなりたい。あの頃のような愚か者には、戻りたくない。
それはエゴであることに、彼は最後まで気づくことはなかった。