解説
CV:千菅春香
原作の2巻(アニメ版第6話)で初登場。女性。主人公の可児江西也や千斗いすずと同じ高校の1年生。甘城ブリリアントパークでアルバイトをしている。
身長140cm、体重35kgと小柄なため小学生に間違われる。普通の返事も上手くできないほど他人とのコミュニケーションを苦手としており、高校デビューに失敗している。父親は既に他界(消防士で現場殉職者となった)しており、母親と暮らしている。
最初はアルバイトとしてモッフルのアシスタントを務めるようになり、ある奇縁のあったモッフルにしごかれるうちに受け答えがまともになり、訥弁を克服している。その後はむしろ饒舌なほど喋るようになり、メープルランドの俗語も使いこなしている。
というよりメープルランドがただの遊園地ではない事を理解している数少ない人物である。(アニメ版第7話より)
特技とユニット
歌が得意でカラオケ屋の店員からも絶賛されており、原作ではその美声をモッフルに買われ、ピンチに陥ったステージショーで前座にされて、とっさの場繋ぎを行い、いすずらから涙を流して感謝され、モッフルには「この後でステージを張るのは大変」と称賛された。
この結果に気を良くした西也の計らいで『新人バイトC』名義でパークテーマ「ブリリアントなこのパーク」を歌わされパーク限定CDとして発売されたが、なんと追加プレス1000枚という快挙を成し遂げている。
が、元から「極度のビビりであがり症」(原文ママ)かつネガティブな性格であるため、CDの予想外すぎる反応に「何かの間違い」だと気が遠くなり「次に何かをやったら絶対に失敗して信頼を失ってしまう」と嘆き、自分で自分に吐きそうになるレベルのプレッシャーをかけてしまい、この成果に関しては記憶の奥底にも封じ込めたいレベルの「若気の至り」と感じ、西也が提案したCDのシリーズ展開に際しては、必死に拒絶しまくっていた。
だが外野同然の立場から、このありさまを見ていた安達映子と伴藤美衣乃が、椎名の歌声を「もったいない」と感じて直談判される。椎菜は「自分が巻き込まれると解っていれば無茶も言わないだろう」と思い「2人が協力してくれるなら歌う」と返事した。が、映子と美衣乃からこれを聞きつけた西也は、我が意を得たりと甘ブリローカルアイドルユニットタスクフォースABCを結成する段取りをつけてしまう。
予想外すぎる、まさかの展開。加速するプレッシャー(椎菜自身が勝手に思っているだけで、実のところそんなものは無い)に翻弄される中城椎菜の明日はどっちだ!?