CV:高森奈津美
人物像
遊園地「甘城ブリリアントパーク」のアルバイト募集にやって来た女子高生。
脇腹から出血した状態で面接に来たため、面接官を務めた可児江西也、千斗いすず、モッフルの3人を驚愕させた(出血はアルバイトに反対し面接に行かせまいとした血縁の無い彼女の兄に包丁で刺されたためである)。
このような状態でも面接中は笑顔を絶やさず、救急車で病院に行くように西也に勧められても、
「いえ、大丈夫ですから! 私はこの面接にすべてを賭けて……」
と命まで賭けようとした熱意と根性の持ち主である。
この直後に兄がパンツ1枚、頭にパンティストッキング、手に包丁をもって面接室に乱入、モッフルに顎を割られてKOされ、「しばらくは流動食の世話」になることが確定してしまった。
アニメ版はその勢いに西也たちが押される形で採用され、原作では「常識的に考えれば論外だ」と言われながらも、失血死寸前の状態でしっかり受け答えするクソ根性を軍人のいすずに「緊急非常時の対応力に期待できるのでは」と評価されて採用された。
因みに、原作において面接で希望したポジションは託児所のスタッフであった。「子供達の笑顔が大好きなんです」と笑顔で答えた美衣乃であったが、失血死寸前の蒼白な顔に浮かべた笑みたるや壮絶極まりなく、西也をして「その笑顔を見て笑えるのは彼女の不倶戴天の仇敵くらいだろう」と内心のツッコミを入れさせた。
採用後も、やたら血なまぐさい状況に立たされることが多いが、これには深いわけがあり、それを解消してからは上記の義兄も正気に戻った。