注意
当記事はあくまで不遇扱いされているポケモンとその理由を列挙するための記事であり、特定のポケモンを中傷するための記事ではありません。ポケモンを追加する場合は、その内容が十分客観的か、独自研究になっていないか吟味してからお願いします。
また、このような扱いを好まない人も多数存在するため、使用する場合はTPOをわきまえて使用するようにしましょう。
一覧
ピッピ
主な理由:漫画での扱い、ファンからの扱い
月刊コロコロコミックにて連載されていた、穴久保幸作の漫画『ポケットモンスター』のの主人公のピッピのことなのだが、ファンシーポケモンとしての常識を覆すようなずる賢い性格でデブである。
その影響か2021年の日本経済新聞の記事では、ギエピーの下品なイメージがその後のピッピのメディア展開に悪影響を与えたことが示唆された。
ユンゲラー
主な理由:ゲーム内での扱い、ポケカでの扱い
1999年及び2000年に、超能力者のユリ・ゲラーがユンゲラーに自分のイメージを盗用されたとして裁判を起こした。
これの影響で長年ポケモンカードからユンゲラーが事実上封印された他、かわらずのいしを持たせて通信交換をしてもなんと強制的にフーディンに進化してしまう(第4世代以降)事態に。
後にユリ・ゲラーは和解し、ポケモンカードにはユンゲラーが久々に収録されている。
ブースター
主な理由:対戦での性能
元々鈍足低耐久という特徴から対戦では微妙な性能であったが、第4世代にて相性の良い技フレアドライブが登場したにもかかわらず習得できなかったことから、唯一王と呼ばれ不遇入りした。
現在は改善されているが、サブウェポン不足や隠れ特性との嚙み合いの悪さなどから、不遇扱いする風潮は根強く残っている。
ポリゴン
主な理由:アニメでの扱い
詳細はポケモンショックの記事を参照。
ポリゴンには何の非もないにもかかわらず、初代アニメ38話以降、進化系含めアニメ本編には登場していない。他の不遇ポケモンと比べると、その理由から、ネタ扱いよりは同情されることの方が多い。
ファイヤー
主な理由:対戦での性能、ファンからの扱い
第1世代では三鳥を構成するフリーザー・サンダーはレベル51で前者は「ふぶき」、後者は「かみなり」を習得するがファイヤーがこのレベルで習得するのは強力な技では無くネタ技である「にらみつける」。
この頃から炎ポケモンの全体的な不遇・格差がネタにされ、一部界隈では「にらみつけるさん」と呼ばれるようになった。
ちなみに何故か第8世代以降では、「にらみつける」がファイヤーの基本技になり、ますますネタ度合いに拍車がかかった。
エンテイ
主な理由:対戦での性能、ゲーム内での扱い
番外作「ポケモンコロシアム」において、敵として登場した際味方のじしんにやられる姿からネタ扱いされるように。その後上記ブースター同様、当初は物理型にもかかわらずフレアドライブを習得できなかったことから、本編作品でも不遇扱いされるようになった。こちらは唯一神と呼ばれる。
現在はフレアドライブに加えせいなるほのおを習得した他、特性に強化が入ったことにより、対戦でも上位の使用率を獲得。不遇呼ばわりされることほとんどなくなった。
フライゴン
主な理由:対戦での性能、ゲーム内での扱い
登場当初は不遇ではなかったが、ポケモンDPにて登場したガブリアスが同タイプかつ種族値的に上位互換であることから、不遇扱いされるようになった。その後ポケモンORASでは、フライゴン使いのギリーからガブリアスナイトを渡されるというイベントが作られており、公式からもネタにされたとみられている。
現在ではガブリアスとの差別化点を多数獲得しており、対戦でも使い方次第では十分活躍できる。しかし公式からもネタ扱いされたというインパクトはあまりにも強く、今でも不遇ネタを擦られることは多い。
グラードン
主な理由:ゲーム内での扱い、映画での扱い
エメラルドにおけるカイオーガとの戦闘イベントにて、周囲を海に囲まれており一見するとあまりにもグラードンが不利なことからネタにされるようになった。また、映画『光輪の超魔神フーパ』にて、他の伝説ポケモンが空を飛び帰還しているのに対して、グラードンだけ徒歩で帰っていることからネタ扱いが加速した。
転じて本編作品での性能をいじる人もいるが、実際は登場当時から活躍の実績があり、不遇とは程遠い。
ペラップ
主な理由:ゲーム内での扱い
専用技おしゃべりの性質から、通信対戦においてペラップごと使用禁止にされた。
ポケモンXY以降は、おしゃべりの仕様変更により無事に対戦で使用できるようになった。
ヒードラン
主な理由:ゲーム内での扱い、アニメでの扱い
準伝説のポケモンとして登場したものの、まともな伝承が無いうえに図鑑説明も伝説のポケモンとは思えないような内容であったため、ネタにされるようになった。また、アニメにおいてもモブの所持ポケモンという、伝説とは思えないような扱いを受けた。
対戦では準伝説の中でもかなり強い部類であり、不遇扱いされるかどうかはコミュニティによる。
レジギガス
主な理由:対戦での性能、ゲーム内での扱い、映画での扱い
準伝説ではあるもののデメリット特性を所持しており、対戦で活躍させることが難しい。当時はカバーの方法がほとんどなく、不遇であるとされた。ゲーム内においても、特性の概念が存在しないLEGENDSアルセウスにおいても特別に特性を与えられており、その扱いが徹底されている。また、不遇とは少し違うが、映画『光輪の超魔神フーパ』での特徴的な鳴き声がネタにされている。
現在は特性のカバー方法が多数存在しており、少なくとも性能面で不遇扱いされることは減っている。
バオッキー
主な理由:ファンからの扱い
2016年に行われたポケモン総選挙にて、全720匹中最下位というある意味最も不遇な称号を得てしまった。ただしこれにより存在感の無さは払拭されたため、元々の不遇入りの理由はなくなったともいえる。
なお、この総選挙以降ランキング下位のポケモンの順位は公表されていない。
ジャラランガ
主な理由:対戦での性能、書籍での扱い
強そうNo.1
修行を極めし強者。弱いワケがないのだ!
第7世代の600族。初登場のポケモンSMでは、微妙な種族値・一致技の性能不足・弱点の多さと欠点が多数存在し、不遇・ネタ扱いされるようになった。同時期のコロコロコミックで上記の大見得を切った紹介をされたこともそれに拍車をかけた。
その後習得技は大幅に強化されたものの、その他の欠点は変わらず、ネタ扱いは定着してしまった。
しかしZワザ含め3種類も専用技を持っているなど公式からは優遇されており、環境入りした時期も存在する。
ジュラルドン
主な理由:対戦での性能、ファンからの扱い
ジムリーダーキバナのパートナーであるが、pixivにおいてはキバナと並んだイラスト数がフライゴンなどより少なく、不憫な扱いを受けている。対戦においても、特性やキョダイマックス技の使いにくさからネタにされることがある。
現在は進化先を得たため、性能面でネタにされることは少なくなった。
ワナイダー
主な理由:対戦での性能、ファンからの扱い
第7世代以降最終進化ともなれば合計種族値500以上となることが恒例になりつつあった序盤虫にありながら合計種族値404で頭打ちとなることに加え、可愛らしいタマンチュラから進化するという衝撃からネタにされるようになった。
もっとも、見慣れてくると愛嬌のある見た目から一定のファンを獲得。対戦においても初期環境では変化技に富んでいたおかげでTOP150入りを果たすなど、侮れないポケモンである。
ウミトリオ
主な理由:対戦での性能
同じポケモンSV初登場のポケモンと比べると、種族値、特性、技のいずれにも目立った強みがない。他の同期に強力なポケモンが多いこともあり、「パルデア最弱」という不名誉な二つ名が定着してしまった。
テラパゴス
主な理由:ゲーム内での扱い、ファンからの扱い
「藍の円盤」の看板ポケモンにして「ゼロの秘宝」の正体なるポケモンなのだが、掘り下げが少なく「碧の仮面」の伝説のポケモンが色々と濃すぎたために相対的に話題から埋もれてしまった。
そのさまは以前のジガルデを彷彿とさせるという声もある。