プロフィール
概要
有栖川学院の生徒会副会長。
園能寺咲耶とは幼馴染で、たったひとりの親友。
「生徒会に必要な人材」として、中森瞳と原口莉亞瑠をスカウトした。
おっとりとした振る舞いをしているが、裏では咲耶以上に深い闇を抱えた、歪んだ姿を見せており、ストーリー上での一連の行動も見方によれば咲耶の孤独につけ込んで傀儡のように影から操っている様にも見える(実際に咲耶自身も3章にて「本当に愛弓の言葉を信じていいのか」と躊躇う様子を見せている)。
どうやら「小さい頃から変わらない目的」のために生徒会を影から操るような行動を行なっているようだが…?
関連タグ
一柳梨璃:中の人繋がり。コラボの際には桜田美夢とコラボしていた。
ネタバレ注意
※以下、最終節のネタバレ
愛弓の言葉を振り切り、自分の意思で有栖川のDJ活動を学院全体の許可まで至らせた咲耶。
その後愛弓は逃げ出してしまうが、後を追って家までやってきた咲耶に、愛弓は自分の真実を話す。
「お父様もお母様も、ここにはいないわ…」
- 愛弓が見せたくなかった、悲しき真実
実は愛弓の両親は愛弓が小さい頃に家を出ていってしまい、父親は愛弓が生まれてすぐに出張先で愛人を作ってそれ以来帰ってこなくなり、母親も愛弓をベビーシッターに預け駆け落ちという生まれながらに非常に最悪な家庭環境で育っていた(そのため建前では父親は出張、母親は家にいると言っているが実際は一人暮らし)。
だが(家柄も込みとはいえ)自分と友達になって、自分のことを頼ってくれた咲耶は一番の心の支えであり、かつて両親に見捨てられた愛弓自身にとっての唯一の救いであった。
それ故に真実をなかなか言い出せず、更に咲耶を誰にも渡したくなかったという感情から自らの手で彼女を孤立させ、周りとの繋がりを断ち切っていたのだった(おそらくこれが先述の「目的」の内容だと思われる)。
愛弓は咲耶が自分のもとを離れてしまったこと、そして自身の見せたくなかった真実を見せてしまったことで自暴自棄となり、屋上へ行って身を投げ出そうとするするが、こっそり背後からついて来ていた莉亞瑠に阻まれ、「あなたと私は二人でひとつ」「互いについた傷は責任をとって治るまで埋め合うしかない」と咲耶に諭される。
「後悔するわよ、咲耶ちゃん」
咲耶「させてみなさい」
その後、この一件のこともありしばらく休学することになったが、復帰できるほどには体調は回復している模様。
ある日ミートパイを「作りすぎた」と言って持ってきた咲耶に「ほんとに作りすぎちゃったの?」と零す。
その顔には、紛れもない確かな笑顔があった———
真の関連タグ
天堂はやて:形は違うものの両親の関係で一人暮らししている有栖川の生徒であるという共通点を持つ。