概要
麻雀で親ならば配牌時、子ならば第1ツモ時にヤオ九牌が9種類以上あった場合、流局に出来るルールである。それまでにチーやポン、カンが入った場合無効。また、ルールによっては流局に出来ない場合もあるので確認が必要。
他の途中流局のケースと異なり条件を満たした場合であっても流局させるかどうかは当人が決められる為、九種九牌の条件を満たしたとしてもそのまま対局を続けても構わない。
元々は配牌が余りに悪い事を救済するルールである。ヤオ九牌、特に字牌が単体で複数枚あるということはそれだけ配牌が悪い事を意味する。
とはいえ、九種九牌の状況ならば最低でも国士無双の四向聴でありそのまま国士無双を狙う、という作戦も取れるし流し満貫が認められていれば流し満貫を狙うという作戦も取れる。
途中流局させるかどうかは人によって選択が変わってくるであろう。実際の勝負では寧ろ、8種8牌のような国士無双に行くにしてもハイリスクで、他の手も狙いづらい手の方が困ったりする。
ピクシブでは国士無双を九種九牌で流しているイラストがたまに見受けられる。