概要
2013年10月から12月にかけて「野いちご」に掲載され、翌年ケータイ小説文庫から書籍が発売された。
また、2017年には加筆修正版がスターツ出版文庫から発売開始。
さらに2021年に野いちごジュニア文庫からも出版が始まった。
2020年7月から双葉社の「KoiYui」でコミカライズが連載された。
作画はよしまる。
単行本全2巻。
2023年には実写映画も公開される。
監督は竹村謙太郎。
あらすじ
高校2年生の女子黒田希美は、ある日移動教室の机の中で「好きだ 瀬戸山」と書かれたラブレターを見つける。
差出人は瀬戸山潤。学校で1番モテる男子だ。
希美は彼と面識がなく、手紙にも宛先が書かれていなかったため、「間違って入れたのだろう」「見なかったことにしよう」とも思ったが、悩んだ末に返事を瀬戸山の靴箱に入れておくことにした。
それ以来秘密のやり取りを続ける2人だったが、ついに希美は事実を知ってしまう。
最初のラブレターの宛先は、希美の親友である松本江里乃だったのだ。
打ち明けるタイミングを逃した希美は江里乃のふりをしてやり取りを続けるが、次第にほころびが生じ始める。
登場キャラクター
()内は実写映画版の演者。
- 黒田希美(桜田ひより)
高校二年生の女子。放送委員。
スポーツも勉強も平凡で目立たず、自分に自信がない。
- 瀬戸山潤(高橋文哉)
希美と同学年の男子。
スポーツ万能なさわやかイケメンで、学校で1番モテる。
自分の意見はストレートに言うタイプ。
- 松本江里乃(茅島みずき)
希美の親友。生徒会の副会長。
物怖じしない性格で、言いたいことははっきり言う。