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凪琉

なぎりゅう

『18TRIP』に登場するキャラクター、蜂乃屋凪×白光琉衣のBLカップリング。
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概要編集

凪琉とは、アプリゲーム18TRIPに登場する蜂乃屋凪×白光琉衣のBLカップリングである。

この記事の内容は腐向けであるため、タグ登録は18TRIPを使わずに18TRI腐を利用するのが望ましい。


以下ゲーム内容のネタバレを含む。


同じ夜班に所属しており、蜂乃屋凪はHAMA16区長、白光琉衣はHAMA15区長を担っている。

研修旅行のペア名はイライラ自家発電となっている。


プロフィール編集

名前蜂乃屋凪白光琉衣
年齢20歳21歳
誕生日7月22日6月12日
身長174cm166.6cm
体重56kg53kg
一人称オレ
相手への呼称琉衣蜂乃屋

ホーム画面待機ボイス編集

「おい、蜂乃屋……って、何変な格好で立ち止まってんだお前。」

「あ、琉衣。丁度いいところに。かくかくしかじかで子タろのトリモチ罠を踏んでしまった。助けてくれると嬉しい。」


ストーリーでの絡み編集


メインストーリー編集


※以下、ゲーム内容のネタバレが含まれます。






004-A12「家族のゆくえ」

凪が同じタイミングでHAMAツアーズに入社した糖衣から、初めて兄の琉衣について話される。琉衣が行方知れずと聞いた凪は(あの人と……、同じ)と、母親らしき人物の面影を思い出す。途端に顔つきが真剣なものに変わり、「……詳しく聞かせてくれる?」と前のめりで糖衣に現状の説明を求めた。琉衣に会える可能性が高い函館を研修旅行先にしたいという主任と糖衣の考えに「もちろん問題ない。」「というか、家族は、大事だし。」と答え、琉衣を除いた夜班メンバーは函館に行くこととなる。


004-A18「灯りの数だけ」

琉衣と鉢合わせた夜班4人と主任は逃げ去ろうとする琉衣を全力で追いかけるが、琉衣の逃げ足が早く皆がダウンしてしまう中で、足の速さに自信がある凪は「任せろ。」と

率先し息を切らしながら全力で琉衣を追いかけ続けたが、ギリギリのところでホバーボードに乗られ、掴まえることはできなかった。(こいつ、やる気なさそうな顔して、しっつけぇな……!)

同日夜、凪は主任に頼み事をする。

「琉衣が戻って、もし彼を説得できたら、彼を15区の2人目の観光区長にしてほしい。」

「本心に沿ってない行動を、やむを得ず取ってしまうことだって人間あるはずなんだ、きっと、多分。だから──意地を張っても、切れない縁を結べば、彼は戻ってこれるし、糖衣が家族と別れにくくなるかもしれない。」

未だ本人とまともに会話していないにもかかわらず、この時点でこれほどまでに琉衣の気持ちを汲んでいる凪である。


004-A25「後悔を重ねないために」

居酒屋内にて、オシシャ様が力を解き放った影響でその場にいる琉衣以外の全員が体調を崩し店の外に避難した中、凪だけ全く動じない様子で店内に入ってくる。

琉衣とちゃんと言葉を交わすのはこの時が初めてだが、名乗るのを二の次にしてしまうほど琉衣を引き止めることに真剣な様子が窺える。「どうかお願いします。みんなで一緒にHAMAに帰りましょう。そして一緒にHAMAを盛り上げて、そしてなんならオレの代わりに夜班のリーダーになってください。」凪なりに説得を試みるも取り合ってもらえず、琉衣はそそくさと立ち去ろうとするが、糖衣に"今度は意地でもしがみつく"と約束したことを思い出した凪は、文字通り琉衣の足にしがみつく。琉衣の少々行き過ぎた脅しにも屈せず、2人は心の底からの感情のぶつけ合いをすることとなる。

「行ってしまう側はいつだって、置いてきぼりにされた側の悲しみなんかわからないんだろ!」

「琉衣、頼むからそばにいてくれ!お願いだ……!」

メインストーリーの中で凪がここまで感情をさらけ出したのはこの場面が初めてである。


004-A26「ふたりめの15区長」

函館に来た目的は果たせたのかと尋ねる凪に、不機嫌そうに舌打ちを返した琉衣。「そっか。まぁそれは忘れて一緒に観光区長やらないか。」とフランクに誘うも、「ざっけんな、テメ、軽々しく……ッ!!」と歯向かわれてしまう。その後、糖衣が同じ内容+‪αをお願いすると「わかった。」と何度も即答していく琉衣を見て、凪も流れに乗り「夜班のリーダーになってね。」とお願いしてみたが「あ?何しゃしゃってんだテメ、○すぞ。」と胸ぐらを掴まれてしまうのだった。琉衣いわく「こいつだけはシメとかねぇと。」らしい。


004-B01「ep【1】flower for ?」

凪の店であるふらわあランドリーにて、"誰か"に渡す花を選んでいる糖衣と琉衣。糖衣に「僕が心を込めて選んだ方がいいよね……?」と聞かれると、琉衣は「……そうだな。"あいつ"の為にも、その方がいい。」と答えている。糖衣が花を選び終えた時も「糖衣らしくて、"あいつ"もきっと喜ぶ」と言っており、花を贈る"誰か"のことを真剣に思っている様子が窺える。


004-B02「アクティブ幸福論」

5人になった夜班が区長章授与の式典に参加する場面。

夜班リーダーである凪が代表としてスピーチをするも、初っ端からマイクに頭をぶつけたり、自ら作ってきたカンペの存在を忘れたり、見ているこっちがハラハラする凪の姿に琉衣は「おいおい、マジであんなのにリーダーやらせる気かよ……!」と苦言をこぼした。固まっていたと思いきや唐突に話し始める凪に対しての「文脈とか考えねぇのかよ……!」という発言や、反省会での「オレにしてはまともなスピーチができたと思う。」「どこがだよ!?共感性羞恥で殺す気か!!」という会話を見るに、2人はこの時から既に漫才コンビのような空気感が生まれている。

会場にいた市民の反応はイマイチなものだったが、一方で凪は活力に満ちていた。「……ずっと、この世界において無力だと思ってたんだ。だけど、このオレの手が琉衣を引き止めて──」「比喩でもなんでもなく物理な。」「糖衣を笑顔にできた。その時の嬉しさが、日を置いた今も、新鮮な活力をオレに与えてくれてる。ギンギラにみなぎらせてくれてる。」らしい。「自信ねぇ奴にできることなんざ、ひとつもねぇよ。」と琉衣に一蹴されるものの「じゃあ、今ならできる、どんなことも。」と、琉衣を自分の手で連れ戻したことをきっかけに以前より前向きになった凪が見て取れる。

「オレが幸せになったら、それをまた花でばらまいて、世界中を幸せで満たしたい。」という凪の独特な思考は琉衣には理解し難いもののようで、「花をばらまくって、なんだ……?不気味でしかねぇんだが。」と言及している。


004-B03「ハピ活実践編」

夜班はメンバー全員自身の店を持つという決まりがあるため、経営する店の物件探しを始めた琉衣。凪がハピ活の一環として、琉衣の物件探しの送り迎えを行う様子が見られる。琉衣と糖衣が担当する15区にある良い物件のオーナーにはどこも白光家のお祖父様が関わっているらしく、琉衣いわく土下座しても貸してくれないらしい。それを聞いた凪は「土下座は得意だ。」「オレは出会って間もないかもしれないけど今日みたいに車を出す以外にだって役に立つことはできるはず(長文の為以下省略)」と、琉衣の物件探しを本気で手伝いたいと思っていることがよく分かる。

ただ、運転中だったため、「しっつけぇな!危ねえから運転に集中しろや!!」と説教をくらってしまった。

子タろから、毎日寝る前に今日起こった良い出来事を3つ書き記すと良いことを教わった凪。いいことカウント3つ目に「琉衣がオレに……感情を動かしてくれた……?」と述べた。


004-B04「コインランドリー・ベイビー」

凪が考えた『大切な人との絆を深める旅』というツアーコンセプトについて、メンバー皆が賛成する中で琉衣のみ「価値観が押し付けがましくてなんとなく気に入らねぇ」と反対した。家族に問題がある奴や大切な人がいない人間はどうなると問いかけると、凪は自分がそれに当てはまると零す。「うん。オレ、捨て子だし」自身が捨てられたコインランドリーで店を経営しながら母親の帰りを待っていること、凪が人一倍"家族"に憧れている理由を知った琉衣は「ちっとも恥ずかしくねぇだろ!そんなお前がこれでいいってんなら、いいだろが!!胸はっとけや!!」と告げた。凪の生い立ちを聞いてコンセプトに反対できなくなった琉衣だが、わだかまりは残るようで「てめえ自身はこのツアーに、誰と一緒に来んだよ?自分で作ったツアーに自分で参加できねぇじゃん。」と、当人の凪よりも傷心した様子で嘆いた。琉衣が「そういう話はさっさとしとけよ。コンセプトの受け止め方も変わってくんだろ。」と述べると、凪はいつもの癖で反射的に謝ってしまう。「わかったそうする、でいいだろ。いちいち謝んじゃねぇよ、影薄バカ。」他人をクソ呼ばわりすることが多い琉衣だが、この時はバカで済んでいるあたり、やはり対等な仲間として接するようになったことがわかる。(これは筆者の主観だが琉衣→凪への呼び方は"クソ"と"バカ≒アホ"の使い分けに注目すると琉衣の感情が少しだけわかりやすくなる。)

その後、琉衣が希望していた物件のオーナーから琉衣の店として物件を貸してもいいという電話がかかってくるが、許可が降りたのは凪が空き地の草むしりをしたおかげだった。


004-B05「ツインソウルの双子」

ちょうど腰を据えて学んでおきたいことがあったから自分の店を持つのは都合が良いと話す琉衣に、凪のハピ活を重ねる主任。(もしかして、琉衣くんも最近の凪くんに感化されてたりしてるのかも……!だとしたらすごいよ、凪くん!)しかし琉衣は未だに凪を夜班のリーダーとして認めていないらしく、琉衣いわく「優しすぎる。優しいやつは損する。経験上、ああいうのを頼りにすると碌な目にあわねぇ。後からどうなろうが、信じた方が割を食うからな。」というわけらしい。

琉衣の店の内装作業を行っている時、DIYが得意な凪が作ったテーブルを見て「ん?あ〜、まぁ、悪くねぇな。ふぅん。」と曖昧な反応をした琉衣だが、糖衣に「兄さまが喜んでる!」と訳された。


004-B06「孤独の効用」

ペンキ塗りたての壁(しかも琉衣が塗った箇所)に背中がくっついてしまい、琉衣に助けを求める凪。ここでもコントのような会話をして暴言を吐く琉衣だが、凪は彼がいつもより機嫌が悪いことを察する。「どうした。いつも以上にカリカリして……。」と凪に聞かれると、琉衣は糖衣のことで無意識に凪に八つ当たりしてしまったことに気付き、少しだけ冷静になる。そんな琉衣を気遣ってか、凪は壁のペンキ塗りを一緒にやろうと誘った。そこで凪が糖衣の占いに興味を示すものの、琉衣にやめとけと強く止められた。

琉衣は何の店をするのかと皆に聞かれても頑なに教えなかったが、「……あ、お守り屋とかいいんじゃないかな。琉衣、いつもお守り身につけてるし。」と凪にドンピシャで当てられ「おま、先に言ってんじゃねえよ!!俺が乗っかったみたいになんだろが!!」と、凪のせいでまんまとバレてしまった。「クソ蜂乃屋……覚えてろよ……!!」


004-B07「ep【2】regret of ?」

バー夢十夜にて、夜鷹と"彼"について話し込む琉衣。「"彼"のこと、心配かい。」と聞かれると、琉衣は「……。責任は、感じてる」と答える。「糖衣以外のことで、そんなふうに落ち込める自分を見つめてみたらどうかな、マイボーイ。」「"あいつ"にキツいこと言っちまったこと、忘れたいわけじゃねえんだけど。」などの言葉から、琉衣が初めて弟の糖衣以外の人物に情を動かされていることがわかる。(琉衣、キミの考えは私なんかより"彼"に似ている。諦めるのをやめて、明日に向かう覚悟を決めた"彼"にね)epでは"彼"が誰なのか明言されていないが、これが誰のことを指しているかはこのページを読んでいる時点で想像がつくだろう。


004-B08「ひだまりに焼き芋」

礼光から凪が倒れたことを伝えられた琉衣は、ふらわあランドリーの店前に来て中にいる凪の様子を窺う。同じくお見舞いに来たと凪に会いに行こうとする子タろを、「やることある人間の時間を自分で縛りたくねぇとか言ってたろ。つまり、俺達には会いたくないってことだ。ただの頑張り過ぎみたいだし、大丈夫だろ。」と止めた。その後、店前に置いてあったお見舞い品の隣にあったビニール袋にはよっしゃあ!お茶と共に、琉衣が選んだであろう健康祈願のお守りが入っていた。


004-B09「ダブル・アニバーサリー」

オクトーバーフェスト当日、そして琉衣の店"御守り屋アラタカ"オープン初日。凪は可不可と夜班からの祝花フラワースタンドを社用車で店まで運んできた。彼のペットロボのソニアいわく、バイクいじりも忘れて夜なべして作ったらしい。「OPEN、おめでとう」と凪に祝われた琉衣は「……ありがとな、ヒマ人。」と言葉とは裏腹に若干嬉しそうな声色で感謝を伝えた。凪はわざわざ自分の持ち場を抜けて琉衣の店に花を届けに来てくれたため、それが嬉しいのか感謝の言葉に続いて「つかお前、公園イベントの方、抜けて来て大丈夫なのかよ。それとも閑古鳥でも鳴いてヒマなのか?」とからかう声色も、いつもよりご機嫌である。


004-B10「嵐待つ結晶の森」

夜中に体調を崩したと言っていた糖衣がいなくなり焦る琉衣は、子タろから凪が糖衣の店エンゼル・アイにいると聞き、凪と糖衣は一緒にいる可能性が高いことを知って更に取り乱してしまう。「おい、具合悪い糖衣が店に出てて、しかもそこに蜂乃屋がいるって、そう言ってんのか……?あいつ、占いはやめとけって忠告してやったのに……ッ!!」凪は琉衣の忠告を聞いた上で、自分の母親について占ってもらうことを選んだのだった。


004-B12「四つ葉のクローバー」

「ただ待つのはもう終わりにする。だから、ここにこうして来た。前に進む為に。」どんな結果であれ真実を受け入れる心の準備ができている様子の凪とはうってかわり、エンゼル・アイに向かう車中で糖衣はもちろん凪のことも心配で落ち着かない琉衣。主任にどっちも心配なんだねと言及されると「ぬかせ、あいつのことなんか……っ。」と否定しようとするも言い淀んだ。


004-B13「パンドラの箱」

オシシャ様が琉衣は糖衣を残して逃げた裏切り者だと罵倒する中、凪が間に入って話を遮り「糖衣、何を怒ってるのか分からないけど、琉衣が君をないがしろにするなんてことはあり得ない。」「琉衣は、糖衣に函館に行った理由を説明したの?糖衣のためだったって、オレが足掴んだ時言ってたよね?」「そういうの言ってあげないと不安になる。糖衣も、不安だからって『琉衣のせい』とか、そういう言葉は、うっかりでも口にしちゃダメだ。」と2人に言葉をかけた。(見た目的にも精神的にもどちらが年上かわからなくなることが多い凪と琉衣である。)

凪は占いの結果を聞き終えており、母親は既に亡くなっていたらしい。それを聞いた琉衣はまたもや当人よりもダメージをくらっている様子が窺える。

次の日の朝、凪が何気なく口にした「母親のことは元から諦めてたようなとこ、あるし。」という言葉に、自分の忠告を無視され糖衣に身近な人の死を教えるという嫌な役回りをさせられた琉衣は激怒する。しかし琉衣はあくまでも凪を思って怒っていることが次のセリフから汲み取れる。「お前はなんか悪いことしたのか?してねぇな!母親の居場所を探したかっただけじゃねーのか!?てめぇが謝る必要はどこにもねぇのに、謝ってんじゃねぇ!」

「てめぇがそれでもいいと思って、選んだ道だろが。人の忠告を無視しても選んだんなら貫き通せや。でなきゃ──謝った奴を許さねぇこっちが悪いみたいだろうが……!」

また、凪と琉衣は互いの境遇を自分の親と重ねている共通点がある。[凪=A12「家族のゆくえ」参照]

「てめぇを見てると、大嫌いだったクソ親父とダブって反吐がでそうなんだよ……。」(諦めて何もしてくれなかったくせに、死ぬって時になって謝ってきやがった、あいつに……!)

怒りが抑えきれず凪に掴みかかった琉衣だが、ダニエルに止められ、朝食は部屋で食べると言ってその場を去ってしまう。


004-B14「身に余る幸せ」

夜鷹が「あれはきっと今頃ひどく後悔しているよ」と大人の視点から琉衣をフォローすると「……でも、それはそれで申し訳ない。」と述べる凪。琉衣の大きい声は臆病者の裏返しと言った子タろには、「琉衣は悪くないし臆病者でもないよ。オレが変な期待を持ったせいで振り回して怒らせたんだ。」と訂正させた。

自分の占いのせいで凪を落ち込ませてしまったんじゃないかと心配する糖衣に「お前のせいじゃねえよ。アスタロトのせい、白光家のせいだ。……あと、俺のせい。さっき、あいつに酷いこと言った。」と素直に打ち明ける琉衣。夜鷹の言葉通り、後悔していることがわかる。


004-B15「4人ぼっち」

凪を除いた4人でファーストツアーの準備を進めることを決めた夜班。夜鷹が凪と琉衣の仲を修復させようとさりげなく気を配り、凪がいない間代理のリーダーを琉衣が務めることになった。「ここで罪をそそいでおいた方が、凪が戻ってきた時、胸を張って彼を迎えられるんじゃないかい?」「…………わーったよ。引き受ける。あいつが戻るまでな。……チッ。速攻戻って来なきゃはっ倒す……。」この琉衣の態度から主任はあることに気がつく。(前は、凪くんのこと『リーダーに向いてない』なんて言ってたけど、なんだかんだ認めてくれてるんだね。戻ってきたら、教えてあげなくちゃ)


004-B19「想い束ねたら」

オフィスに残って仕事を片付けていた琉衣と主任に、子タろから凪の居場所について電話がかかってくる。慌ててHAMAハウスに戻るやいなや、琉衣は子タろに駆け寄り彼を揺さぶりながら「夜半!マジの情報なんだろうな!?あのクソバカ野郎がここに向かってきてるって──!」と叫ぶ。それほどまでに琉衣が凪の帰りを待ち侘びていたことがよくわかる。

帰ってきた凪に1人ずつ手作りのブーケを渡していく中で、「別に……最後でもいいだろ、こんなの。」と零した琉衣は(またもや)夜鷹による気配りで3番目にブーケを渡すことに。「オラ。適当に受け取れ。この花は……生花よりこっちのが主流だって聞いたんで。乾いてっけど、その分香りはいいはずだ。」と言って凪に渡したのはポプラのドライフラワー。(花言葉は『度胸』……うん、琉衣らしいな)ドライフラワーは生花よりも長持ちする。主任を含めた5人の中で凪にドライフラワーを渡したのは琉衣だけである。凪がいなくなった時は"俺のせい"と口酸っぱく言っていたが、凪本人を目の前にすると素直に謝ることが出来ないようで「……、あー、だから、つうか……色々言ったけどよ。全部間違ってるとは思わねーし。戻ってきたことは評価してやるが、お前がその、なんか妙にネガティブなのはどうなんだよって気持ちは変わってねーし。」とつい強気な態度を取ってしまう琉衣に、凪は健康祈願のお守りのお礼をしてなかったと感謝を伝える。すると「あ、あれは──!バ、バカてめえ!くれてやったんじゃねえよ!レンタルしてやったんだ!店の商品だからな!」と琉衣は頬を赤らめながら必死に言い訳した。凪が「レンタル期限はどのくらい?」と聞くと「あークソ!100年貸してやっから大事にしとけ!このアホ蜂乃屋!」と、テンプレのような潔いツンデレ発言をかました琉衣であった。「すごい、これで100年間オレの健康は安泰だな。」と、そのツンデレ発言をこれまたどストレートに受け取る凪も罪な男である。「……それから色々と、わ、悪かっ──」最後まで諦めずになんとか謝罪の言葉を伝えようとする琉衣だが、凪はそんな琉衣をスルーして子タろの方へ行ってしまう。(行っちまうんかい……!)


004-B23「おそろいじゃない幸せ」

夜鷹がステージに到着するまでどうやって場を繋ぐか思考する凪。突然太緒を呼び出し、何の説明もしないまま漫才コンビを組もうと言い出した凪に、「おい蜂乃屋……、何もかも滅茶苦茶だぞお前ェ……こないだの式典ん時のクソカススピーチのこと、俺は忘れてねーからな!あんなさぶいノリで漫才なんかやった日には死人が出んぞ。悪いことは言わないから別案で──」と切り出す琉衣だが「別案って、どんな?滅茶苦茶でもオレは真剣なんだ。」と言われてしまい、言葉に詰まる。夜班メンバーではなく、漫才も見る専の太緒を無理矢理舞台に上げるのは現実的ではない。かといって漫才以外の別案も浮かばない琉衣は、とうとう腹を括る。

「俺が蜂乃屋と一緒に、舞台の上で死ぬ。以上だ。」

「男前。」

「今更気づいても遅ぇんだよアホ。」


004-B24「幾晩も待ち侘びたのは」

主任が夜鷹を迎えに行っている間、凪と琉衣は舞台に上がって漫才を始める。2人の息ぴったりな掛け合いは、お笑い番組を見まくっている漫才好きの太緒も「いやいや……蜂乃屋さんと琉衣さん、なかなかの腕前じゃね!?淡々としながらもキレあるボケに簡潔なツッコミ……。何より、これを即興でやる大胆さ……!うちの会社にこんな新星がいたなんて……っ。」と大絶賛するほど。

しかし漫才の内容が『昨日、ミーティング中、ウッカリお茶を股間にこぼしたんだけど、始まる前と後でズボンの色が変わっていたこと、おわかりいただけたであろうか?』『いや、知らねぇよ!!いちいちてめぇの股間の色なんざ、チェックしてねぇからな!?』や、『(衣装で)出してる右肩だけでもって慌てて鍛え始めてた琉衣のプライドもまとめていっとく?』『バーラーすーなーやッ!ぶち○すぞ、てめぇ!』など、いかにも夫婦漫才のそれである。


004-B25「L4mpsが照らすもの」

何らかのトラブルでステージの照明が消え、立ち上がり始める客を見て焦る琉衣。「バカ蜂乃屋!このままじゃ、中止どころか怪我人が出るぞ。」と凪に言葉をかけると、「ちょっと待って。考えてる。閃いた。歯に蛍光塗料を塗って──」と、凪は停電している状況の中でも漫才を続けようとする。(彼なりには必死なのかもしれないが。) そこに練牙が助太刀に来たと言ってステージに上がり、あく太のおかげで微かながら光が灯ったおかげで、凪と琉衣は新たに練牙を加えた3人でコントをすることになる。が、練牙のボケが凪と同等かそれ以上に強烈なため『も、返事したくねぇ……ボケ2人が強すぎて、ツッコミが追いつかねぇんだよ……』と満身創痍になる琉衣だった。『琉衣、たくさんツッコんでくれてありがと』『もう二度と俺の前でボケんなよ……』


004-B26「世界中の花分の」

夜鷹がみんなに迷惑をかけてしまったと原因を話し謝罪する場面。琉衣は「同じチームなんだから、たまにはそうやって肩持ち合ってバランスとんのが、丁度いいんじゃねーの。……なぁ、蜂乃屋?」と述べるが、まるで凪にも言い聞かせているような、今の凪の気持ちを確かめるような言葉ともとれる。

「さよならから始まることがあることも、身をもってわかってるから。」と言う凪に琉衣は「そうかァ?はなから別れ前提の物言いは、正直解せねぇな。俺はお前とは違う。一度懐に入れたら一生手放さねぇし、大事にするけどな。」と返した。琉衣の言葉がプロポーズみたいだと言う糖衣に、「離婚率は¹∕₃らしいから、オレ以外の皆さんは大丈夫です。」と、琉衣のメンバー全員に向けたプロポーズ(?)すらも自分はそこに入っていないと考える凪のネガティブ思考っぷりに「……っ、てめえ……!よくも恩を仇で返すような真似できるよなぁ……!」と腹を立てる琉衣。「恩……いつ受けたっけ。」と、ちょっとだけからかうような声色で言い返す凪を見て主任は(凪くんと琉衣くんもなんだかんだ距離が近づいた気がする)と感じた。


EP-A02「サプライズ志願」

観光特区誘客ノルマ達成記念の打ち上げパーティーを行うため、各班それぞれ役割分担する流れに。夜班は何をすればいいか考えていると、「ぎぃとリュイが漫才リベンジしたらよろし!」と提案する子タろ。「それだけはねぇわ。宇宙の平和がかかってもねぇわ。」と断固拒否する琉衣に凪は「琉衣……オレはいつでも行ける。」となぜかイケボでネタ帳を出すも「おいそのネタ帳しまえや!」と言われ、結局乗り気にはなってくれなかった。


EP-A09「Epilogue of L4mps SIDE:A」

自室にて、凪が主任に贈るメッセージを吹き込むべくカセットテープの録音を回したタイミングで琉衣が部屋に押しかけてくる。「テメ、こんなとこでサボってんじゃねーぞ!俺らの仕事はこっからが本番なんだよ!」と言って、凪を引っ張り厨房へと強制連行した。




イベントストーリー編集





区長ノベル編集





雑誌・メディア編集

月刊PASH!2024年8月号に掲載されたL4mpsキャスト座談会にて、琉衣を演じている中の人が琉衣にとって凪はどんな存在なのかを語っている。その時の凪を演じている中の人の反応等、凪琉好きは目を通しておいた方が良い内容になっている。





関連タグ編集

蜂乃屋凪 白光琉衣 18TRIP 18TRI腐 腐向け

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