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ある者と会い、仲良くなり、別れる、その関係が絶たれる事。

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  • 彼女とあの娘とあいつと俺と

    ヤリ部屋と補身湯と昔の男

    アートイベントの帰り、昔の男から声をかけられた俺は、誘われるまま下心丸出しで補身湯をつつく。しかし、無自覚かつ呼吸するようにクイアを漂白しまくっていたノンケ評論家のアートトークを思い出し、熱く語っている間に、昔の男はマッチングアプリで……
  • エレーナ少佐のサドガシマ作戦

    エレーナ少佐のサドガシマ作戦(19) 北、韓国侵攻開始 Ⅰ

    「よし!韓国のはケリが付いた!今度は日本本土か!クソっ!市ヶ谷のBMD管制室に我が方SM-3の発射指示を接続!ジャミングはないな?よし、市ヶ谷に発射順と目標は任せる。リモートに切り替え!」 「ヒロシ、SM-3は足りるの?」 「エレーナ、これ以上撃ちやがったら、足らんかもしれん。『ちょうかい』はこんごう型護衛艦で、旧式、垂直発射はMk.41 Mod6 VLS × 90セル。『あたご』もあたご型護衛艦で新鋭のまや型じゃない。Mk.41 Mod20 VLS × 96セル。ミサイル防衛の艦対空だけじゃない。SM-3、Mk21だけじゃなく、航空戦力迎撃用のシースパロー、Mk22だって搭載しないといけない。問題は、予算不足で全部のセルにSM-3もシースパローも装填されていない。両艦で48弾撃ったんなら・・・『ちょうかい』と『あたご』のSM-3の残弾は何発だ?」 「『ちょうかい』残り4発、『あたご』残り2発であります!」 「残り、6発。ここのSM-3、32発を含めて38発。弾道ミサイル1発に迎撃ミサイル3発が要るから、北がもっと撃ったら足らない」 「S-400が足りるといいけど・・・」 「次は佐渡かもしれない。霊光(ハンビッ)迎撃で場所を特定されたからな。S-400はある程度取っておかないと・・・PAC-3が対応できるのを祈ろう」 「北、亀城から弾道ミサイル、12発にSM-3接近!接触、破壊、破壊、破壊・・・4発撃ち洩らしました!残り、首都圏2発、関西圏1発、中部圏1発!」 「ヒロシ、関西圏1発、中部圏1発は本土のPAC-3よりもS-400の方が近いわ!」エレーナが叫ぶ。 「防衛省!関西圏1発、中部圏1発、佐渡のS-400も使う!PAC-3とS-400で挟み撃ちだ!」 「佐渡、こちら市ヶ谷、岐阜の第四高射群が関西圏1発、中部圏1発にPAC-3対応中!」 「こちらは今撃てる!」 「了解!対応願う!」 「エレーナ!」
  • 雨の日の美術館

    雨の日の美術館 XIII

     私たちは東京メトロ日比谷線で上野まで行った。それで普通に京浜東北線に乗り換えればいいんだけど、今日はミノルと一緒なので別の路線を使いたくなった。無駄遣いだって怒られるだろうか?「ねえ、ミノル、無駄使いだって怒らない?」「何が?何を買うの?」「一人880円の無駄遣い。私が出すから許して。お願い」「一人880円?」「うん」  私は券売機でJR北陸新幹線のキップを2枚買う。上野―大宮、自由席。「新幹線かぁ」とミノルが言う。「金沢まで行くってわけじゃないのよ。大宮まで。だって、ミノルが初めて私の部屋に来る特別な日だから、京浜東北線で普通に行きたくないの。このくらいはお金持ってるの。借りた5万円は大事にしないと」「ぼくが出すのに」「ダメ。私が出します」  1階の中央改札を入って、右手の新幹線乗換口を通り、エスカレーターで地下4階の19番線ホームまで下りた。エレベーターもあるけど、ゆっくりとミノルとホームまで行きたかった。「ね?発車時間までまだ余裕だし、エレベーターよりもいいでしょ?」と前後に誰もいなかったからミノルの腕にしがみつく。「ねえねえ、私がさ、卒業する3月に金沢まで婚前旅行に行かない?私、頑張ってお金を貯めちゃうから。授業もあまりなくなるんでバイト増やせるんだよ。まず、ミノルの5万円を返すけど」「何を言ってるの。5万円は気にしなくていいよ。結納金の手付ってことでいいじゃないか」   「え?結納金?」 「だって、キミ、ずっとうめいていたじゃないか?結婚、結婚って。だから、結婚には結納金ってのがいるんだろ?それの一部の手付だよ」 「ほんっとに結婚してくれるの?」 「さっきも言っただろ。もう早紀江は誰にも渡したくないって。そうするには結婚しかありません」 「昨日会ったばかりの女子高校生とだよ?」 「昨日も今日もありません!って言ったのはキミだよ。昨日会ったばかりで今日処女を奪った女子高校生と結婚します」
  • よこはま物語

    ヒメと明彦1、明彦+美姫編

     ぼくの中学高校の友人で仲里というヤツがいる。中学高校から学校から徒歩20分くらいのところに住んでいた。学校帰り、ぼくはよく彼の家に行っては暇つぶしをしていた。彼には妹がいた。仲里美姫といって、ぼくらの学校の一駅手前の女子校に通っている。ぼくが中学に入学した時、美姫は小学校6年生だった。妹みたいなものだ。それから6年。今、ぼくは高校3年生で彼女は2年生。  ぼくが中学1年の時からずっと彼女のことをミキちゃん、ミキちゃんと呼んでいた。去年のこと。急に美姫が「そのミキちゃんって呼び方、止めよう!なんかさ、ぶっとい杉の木の幹(みき)みたいに自分が感じる!明彦、これからは私をヒメと呼んで!」と言われた。 「わかった、ヒメ。みんなにもキミのことをヒメと呼ぶと言っておくよ」 「みんなはいいのよ。明彦は私をそう呼んで」 「ぼくだけ?」 「そういうこと」 「・・・まあ、了解だ」みんなはミキちゃんと呼んで、ぼくだけヒメって変だろ?ま、いいか。 「うん、ありがと」  高校3年生のぼくは大学受験を控えていた。夏休みでたまたま塾の授業もなかった。暇だったので、連絡もせずに仲里の家を訪れたらヤツは留守。家中留守で、ヒメだけが居た。帰ろうとするぼくに「明彦、待ってなよ、兄貴、もうすぐ帰ってくるよ、たぶん」という彼女。  ヒメはショートボブの髪型で、軽く茶髪に染めている。1975年だから、髪を染めている女子高生というだけで不良扱いされた時代。彼女の中学高校一貫教育のカトリック系進学校では教師に目をつけられるギリギリの染め方だ。彼女は不良じゃないが、ちょっとだけ反抗してみてます、という感じがぼくは好きだ。  黒のブランドロゴがデザインされたTシャツ、デニムの膝上15センチくらいのミニスカートに素足。1975年に『生足』なんて単語はなかった。玄関に立った彼女の目線とぼくの目線が同じくらい。  ポチャっとしていて、本人は脚がちょっと太いかなあ、と気にしている。でも、脚はキレイだよ、無駄毛の処理もちゃんとしてるんだよ、見てみて、触って。スベスベだよ、なんて言う。小学生の時だったらいいが、ぼくも高校3年生、色気づいていいる。女子高生に脚を触ってみて、なんて言われても困る。彼女は6年前と変わらず、と思っていた。 「う~ん、まあ、いいかぁ~」といつものように家に上がり込む。  彼女の家は、積水の新しめの住宅だった。コンクリートブロックを2つ、ちょっと狭い幅の廊下で接続した構造。廊下の部分には、風呂場が付属している。  ぼくは、玄関を入った左手のいつもの応接間に入ろうとした。 「私の部屋に来ない?」と言うヒメ。 「お!いいよ!」と言うぼく。女の子の部屋に行くという感覚はない。初めてヒメの部屋にいくわけじゃない。彼女の部屋のある2階にあがった。 「しかし、殺風景な部屋だよな、ヒメの部屋は」確かに殺風景なのだ。壁には、化学の周期律表が貼ってある。映画のロッキー・ホラー・ショーのポスター。本棚には、群像のバックナンバーがぎっしりと。ベッドはネイビーブルーのカバー。ピローも同じだ。 「うるさいヤツね。私の部屋をどう飾ろうと勝手でしょ?」 「まあ、いいけどね。キミの年頃だと、普通、ディズニーのベッドカバーとか、スリッパとか、そういう趣味なんじゃないの?」 「私に『普通』とかいわないでね、明彦!」 「わかりました。ヒメは特別」 「音(おと)でもかける?」とスカートの裾をちょっと引っ張ってヒメは立ち上がった。デニムのミニスカート。膝上15cm。それにダブダブのTシャツ。ヒメ、ブラをつけてない。それぐらいは鈍いぼくでもわかる。  彼女は、ラジカセにクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルのテープをいれた。(しかし、CCRと書けば短いが、『クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル』なんて、誰が考えたんだろうか?)『プラウド・メアリー』、『ダウン・オン・ザ・コーナー』、『雨を見たかい』・・・この前テープを貸したんだ、彼女に。 「暑いわね、扇風機つけるわね」扇風機はぼくらの方を向いて、弱い風を送り出した。  ぼくは、ベットに横座りに腰掛けた。ぼくに向かってヒメが膝を抱えて腰掛けた。デニムのミニスカートがずり上がる。「ヒメ、パンツが見えてるよ」こいつは昔から無防備で、小学校の頃からヒメのパンツは見慣れている。白のコットン。だけど、もう、ぼくらは高校生なんだから、あまりパンツを見せないで欲しい。 「いまさら何を言うのよ!6年間、さんざん私のパンツぐらい見慣れてるでしょ?」と言って脚を拡げる。「ほら、ちゃんと見なさい!」 「あのね、ヒメ、もう、ぼくらは高校生なんだから、あまりパンツを見せないで欲しい」 「あら?明彦でも私を意識するの?」 「ヒメだろうと誰だろうと、高校2年生の女の子がデニムのミニをはいて、脚を拡げて男の子にパンツを見せたら意識するだろ?」 「私だろうと誰だろうと?誰でも?」 「・・・いや、特にヒメのは・・・」 「よろしい!じゃあ、パンツ、隠したげる」と脚を閉じた。何を考えているんだろう?  ぼくらは、8月の午後の暑いさなか、数インチ離れて、ベットに腰掛けて、音楽を聴いていた。 「ねえ、明彦?」とヒメが急にぼくの方を向いて訊いた。 「?」 「明彦は、女の子とキスしたことある?」 「ないよ」とそっけなく答えるぼく。あるんだけど。ウソをつく。 「そう・・・私もキスしたことない!ねえ、女の子とキスしたいと思わない?」 「思うよ、もちろん」とぼく。急に何なんだ? 「そう・・・、そうなんだ・・・」 「ねえ?」とヒメがぼくにすり寄って言う。 「なに?」顔と顔が4インチも離れていない。 「私とキスしない?・・・練習のために・・・」とヒメ。 「練習のために?練習?・・・まあ、いいよ」とぼく。練習ってなんだ?口がカラカラに渇いてしまう  ぼくらはキスをした。ぼくだってキスの経験は2度しかない。ヒメは初めて。顔を傾けないと鼻があたるくらいはぼくでもわかる。唇を触れ合わせた。彼女の鼻の下が汗ばんでいた。目をギュッとつぶっている。ヒメがおずおずと口を開いた。彼女の鼻息が感じられた。  ぼくが舌を彼女の口にさしいれた。彼女が目を見開く。舌なんていれるとは思ってなかったのか?また目をつぶった。彼女の舌をちょんちょんとつついてみた。彼女もぼくに合わせて舌を動かす。舌が絡み合う。ヒメが大きく息を吸い込んだ。うふ~、と熱い吐息がぼくの頬にあたる。  ぼくらはだんだん慣れてきた。相手の口の中をヒメの、ぼくの、舌が動く。歯の表をたどり、歯の裏をたどり、舌をからめて、舌の裏側をなぞり、舌を吸い、吸われた。ヒメを抱きしめて、背中に指をはわせた。ヒメもぼくを抱きしめた。  扇風機の弱い風が頬に当たる。ぼくらは汗をかいた。口を離した。相手を見つめる。 「うん、悪くない。キスって気持ちいい・・・明彦、どうだった?」とヒメ。 「・・・興奮した」とぼく。 「・・・れ、練習だよ、単なる練習・・・でも、明彦が相手だから・・・私の最初のキス」 「ぼくはほんとの彼氏ができる前の練習台か」
    33,934文字pixiv小説作品
  • エレーナ少佐のサドガシマ作戦

    エレーナ少佐のサドガシマ作戦(1)~(5)

    2022年初冬、ウクライナ戦役が膠着状態の中、ロシア連邦東部軍管区(旧極東軍管区)は突如北海道北部と佐渡ヶ島に侵攻。総責任者は東部軍管区ジトコ大将だった。北海道はダミーで狙いは佐渡ヶ島のガメラレーダーであった。これは中国の南西諸島侵攻と台湾侵攻を援助するための密約のためだった。同時に北朝鮮は38度線を越え、ソウルを占拠した。在韓米軍に対しては戦術核のパルス攻撃で米軍を朝鮮半島から駆逐、日本に退避させた。 その中、欧州ロシアに対して、東部軍管区ジトコ大将はロシア連邦からの離脱を決断、中央軍管区と図ってオビ川以東の領土を東ロシア共和国として独立を宣言、日本との相互安保条約を結んだ。 佐渡ヶ島侵攻(通称サドガシマ作戦、Operation Sadogashima)の副指揮官はジトコ大将の娘エレーナ少佐だ。エレーナ少佐率いる東ロシア共和国軍女性部隊2千人の活躍で、北朝鮮のホバークラフトによる上陸作戦は阻止された。
    50,477文字pixiv小説作品
  • 雨の日の美術館

    「雨の日の美術館」 第15話 👈NEW

     尾崎は、遠藤実と共に防衛装備庁航空装備研究所に勤務しているが、彼と遠藤実の研究課題はレールガンの大容量キャパシターを使った蓄電技術、砲身・コイルの素材開発、標的への標準管制技術などを協力会社と共に開発中だった。尾崎はこの分野の中心人物として、チームを指揮していた。  中国も同じく艦船積載用のレールガンを開発してたが、開発は難航していた。国産の機器・素材に問題があるのだ。しかし、先端技術製品である機器・素材は日米欧州からおいそれと輸入できるものではない。彼らお得意の産業スパイを使った技術の模倣にも限界がある。(参考:[[jumpuri:「雨の日の美術館」 第4話 > https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18769214#4]])  レールガンの基本技術は、中国3隻目の空母「福建」の電磁カタパルトにも応用できるが、彼らの電磁カタパルトもレールガンと同様開発が難航していた。米国の最新の原子力空母「ジェラルド・R・フォード」に搭載しテスト中だが、米国でさえ諸問題を抱えていた。  そこで、中国は、手っ取り早く、防備の固い米国ではなく、簡単に人間を拉致できる日本に目を付けた。それが尾崎と遠藤だった。彼らは、まず、尾崎の知り合いの三國優子に目をつけ、彼女が勤務先の東京駅から彼女のアパートのある大井町まで尾行した。その時点では、彼らは尾崎のガールフレンドの比嘉美香の存在を察知していなかったようだ。  この尾行にきづいたのが、尾崎を警備・監視していた公安の富田。尾行していた人間が迂闊にも中国大使館に入ったのだ。富田は自衛隊の諜報部門の紺野三等空佐に連絡した。富田と紺野は、尾崎と尾崎の周辺人物への監視を強化した。  その後、遠藤実の婚約者の早紀江が、北千住の分銅屋からの帰り道で暴漢に襲撃され拉致されそうになった。連絡を受けて急行した紺野。紺野は、尾崎、比嘉、三國優子、遠藤実、早紀江の警護を強化した。しかし、民主国家である日本は、中国の公安警察のような強制的な行動はできない。自衛隊も民事には介入できない。紺野と富田は、数少ない公安警察と標的となっている人物の近隣の警察所轄の人員を組織した。  現在、中国大使館国防武官兼海軍・空軍武官の女性の楊欣怡(ヤン・シンイー)海軍少校(少佐)が赴任していた。  港区元麻布3丁目の中華人民共和国駐日本大使館で、楊少校は、防衛省航空装備研究所の尾崎技官と恋人の比嘉(ひが)美香の拉致の計画をたてた。まず、遠藤の婚約者の早紀江の拉致を目論んで失敗した。しかし、彼らは、三國優子と小林智子の拉致を陽動として、尾崎と比嘉を拉致する計画をたてていた。
  • エレーナ少佐のサドガシマ作戦

    エレーナ少佐のサドガシマ作戦(20) 北、韓国侵攻開始 Ⅱ 👈NEW

     別の管制官が怒鳴る。「三佐、韓国、在韓米軍の鎮海海軍基地、大邱基地、浦項空港にスカッド攻撃!40発!」 「星州THAAD基地のTHAADミサイルは?」 「・・・第一撃で被害あり!発射不可能!」 「韓国の、あいつらのイージスと地対空BMDがあるだろ?」 「韓国軍、防戦中!韓国軍BMDシステムと我々のがリンクしてませんので、詳細が・・・市ヶ谷なら米軍経由で情報が入るはず・・・」 「韓国のバカ者共が!反日ばかりしているから、自衛隊は何もできないんだよ!朝鮮半島に手出しできん!・・・ロシア軍ももう手出しせん!」  日本本土との通信員が「防衛省より入電。米軍からの情報では、大邱基地、浦項空港、被弾!・・・戦術核です!10キロトン相当、2発!・・・韓国世宗大王級イージス駆逐艦の世宗大王、栗谷李珥、西厓柳成龍も・・・えええ?超音速滑空体(HGV)攻撃だったようです!3隻とも大破!」 「これで、韓国はダメだ!防衛兵器もなし、核攻撃を受けて、在韓米軍も戦闘能力を失った」 「三佐、防衛省より入電。在韓米軍に撤退命令が出ました!」 「これじゃあ、邦人避難もできない。クソっ!クソっ!クソっ!」 「三佐、北の動きが止まりました!」 「油断するな!第三撃が来るぞ!今度は佐渡にも!北の誰がこんな作戦を立案したんだ!かなりクレバーじゃないか?同時多発飽和攻撃をしかけやがった!SM-3は、残り『ちょうかい』4発、『あたご』2発の6発だけ。自衛隊と米軍第1大隊のPAC-3だって残弾に限りが有る。議事堂のミサイルが不発だったのは幸運だったに過ぎない・・・おまけに超音速滑空体(HGV)、あるじゃないか!今度は『ちょうかい』と『あたご』、佐渡に使ってくるんじゃないか?」
  • よこはま物語

    ヒメと明彦6、明彦編

    「ケッ!美姫をどこにやったかはゲロしねえけど、美姫とどうしてたかはいくらでも言ってやるぜ。去年の8月、美姫が一人の時に、美姫をディスコに誘ったんだ。あいつ、ホイホイ着いて来やがって、世間知らずもいいところだった。ディスコで、酒に目薬垂らしたらイチコロだったぜ。ラブホにに連れ込んで、朝まで犯してやったぜ。ああ、明彦、美姫の名誉のために言っておいてやるが、8月の時は、目薬で意識が飛んでたから、俺をあんたと間違えて、明彦、明彦とうめいて、抱きついてきたぜ。あんな締りの良いマ●コはなかったな。え?その背高のっぽのネエチャンも締まりがいいのか?」 「ファンファン、その警棒を貸してくれ。ぼくはこいつを殺す」 「明彦、俺を殺したら、美姫は見つからねえぜ。まだ続きがあるんだよ、美姫と俺は。1回目は、美姫は正気じゃなかった。目薬と酒でラリってたからな。朝、気がついて、俺の顔を見た時の美姫の顔を見せてやりたかったぜ。抱かれていたのが明彦じゃなく、俺だったんだからな。だけどな、9月、10月からは違った。ノッポのネエチャンが一緒じゃない時、俺が声をかけると、美姫は自分からついてきたぜ。もうその後は、薬なんかつかわねえ。シラフで美姫を犯した。美姫もアヘアヘ言って喜んでいたよ。ただな、抱いている最中に、『アキヒコ、ゴメン、リョウコ、ゴメンナサイ』って泣きながらヨガってるんだよ。もう、あの気分ときたら、たまんなかったよ。それによ、この前の月曜から、俺が美姫を拾ってかくまったが、俺は美姫を拘束しちゃあいないぜ。あいつがここにいたいというからいさせたんだ。明彦よ、よほどお前のより俺のチ●コが良かったんだろうぜ。俺は他の連中には手を出させなかったよ。輪姦さなかったんだ。商品だからな。逆に、感謝してもらわなくちゃいけねえよな?」私はこの減らず口をぶん殴って黙らせた。 「おい、達夫、そのへんにしときやがれ。お前、台湾野郎が怖いんだろう?美姫の居場所をゲロしたら、台湾野郎が米軍の不良兵士と組んでやってる若い女の誘拐と海外への日本女性の人身売買も一緒にバレるからね?ドラム缶にコンクリート詰めにされて東京湾に沈められる理由には十分だ。そうだろ?」 「お前、知っているのか?」 「ああ、ある筋からな。まあ、台湾野郎は怖いだろうさ。私たちは怖くないだろね。お前を殺すなんてできないからな。ただな、達夫、その台湾野郎どもと同じくらい怖い場所にこれから連れて行ってやる」 「ケッ!サツなんかこわかねえぜ」 「いいや、別の場所だ」 「ああ、もう一つ。奥の部屋のクローゼットに美姫のバックが入ってる。忘れんな。俺の精子のべっとりついた美姫のパンティーが中にあるぜ。ここに隠れさせた後もさんざん犯したからな。美姫ももうどうともなれと思ったんだろう?俺にすがりついてきたぜ。あのよがり方半端じゃなかったぜ」 「お黙り、達夫。良子、私のバックに縄と目隠しと猿轡が入ってる。こいつを後ろ手にふんじばってやって」 「わかったわ。了解」良子は泣きそうになっている。そりゃあそうだろう。こんなクソ野郎に親友を犯されたんだから。明彦は床に膝をついて下を向いていた。  私は、良子がのした達夫のダチのクソ連中の頭を蹴り飛ばして、しばらく起きないようにした。このクソどもが。少なくとも、美姫は輪姦されてはいないようだ。それだけが救いだ。
    35,721文字pixiv小説作品
  • 雨の日の美術館

    雨の日の美術館XⅨ

     彼女が板場の中に来た。「ドッペルゲンガーさん、私は兵藤楓と言います。あなたは?」ドッペルゲンガーさんだって。私の言いそうなフレーズじゃない!「兵藤楓さんというのね。私は遠藤早紀江」私は、楓さんに自己紹介した。  女将さんが私の代わりにザッと私の紹介を楓さんにした。女将さん、私のことを遠藤さんの婚約者だって!婚約者!そうよ!私はミノルの婚約者! 「あれ?早紀江さん、遠藤さんの名字にもう変えちゃったの?」と彼女が板場の中で私の頭から爪先まで観察する。私もそうだけど。目線が同じで、背の高さも同じ?ということは170センチ?ゲゲゲ!のっぽじゃない!
  • 雨の日の美術館

    雨の日の拾い者 (総集編1)

     尾崎は、遠藤実と共に防衛装備庁航空装備研究所に勤務しているが、彼と遠藤実の研究課題はレールガンの大容量キャパシターを使った蓄電技術、砲身・コイルの素材開発、標的への標準管制技術などを協力会社と共に開発中だった。尾崎はこの分野の中心人物として、チームを指揮していた。  中国も同じく艦船積載用のレールガンを開発してたが、開発は難航していた。国産の機器・素材に問題があるのだ。しかし、先端技術製品である機器・素材は日米欧州からおいそれと輸入できるものではない。彼らお得意の産業スパイを使った技術の模倣にも限界がある。(参考:「雨の日の美術館」 第4話 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18769214#4  レールガンの基本技術は、中国3隻目の空母「福建」の電磁カタパルトにも応用できるが、彼らの電磁カタパルトもレールガンと同様開発が難航していた。米国の最新の原子力空母「ジェラルド・R・フォード」に搭載しテスト中だが、米国でさえ諸問題を抱えていた。  そこで、中国は、手っ取り早く、防備の固い米国ではなく、簡単に人間を拉致できる日本に目を付けた。それが尾崎と遠藤だった。彼らは、まず、尾崎の知り合いの三國優子に目をつけ、彼女が勤務先の東京駅から彼女のアパートのある大井町まで尾行した。その時点では、彼らは尾崎のガールフレンドの比嘉美香の存在を察知していなかったようだ。  この尾行にきづいたのが、尾崎を警備・監視していた公安の富田。尾行していた人間が迂闊にも中国大使館に入ったのだ。富田は自衛隊の諜報部門の紺野三等空佐に連絡した。富田と紺野は、尾崎と尾崎の周辺人物への監視を強化した。  その後、遠藤実の婚約者の早紀江が、北千住の分銅屋からの帰り道で暴漢に襲撃され拉致されそうになった。連絡を受けて急行した紺野。紺野は、尾崎、比嘉、三國優子、遠藤実、早紀江の警護を強化した。しかし、民主国家である日本は、中国の公安警察のような強制的な行動はできない。自衛隊も民事には介入できない。紺野と富田は、数少ない公安警察と標的となっている人物の近隣の警察所轄の人員を組織した。  現在、中国大使館国防武官兼海軍・空軍武官の女性の楊欣怡(ヤン・シンイー)海軍少校(少佐)が赴任していた。  港区元麻布3丁目の中華人民共和国駐日本大使館で、楊少校は、防衛省航空装備研究所の尾崎技官と恋人の比嘉(ひが)美香の拉致の計画をたてた。まず、遠藤の婚約者の早紀江の拉致を目論んで失敗した。しかし、彼らは、三國優子と小林智子の拉致を陽動として、尾崎と比嘉を拉致する計画をたてていた。
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  • エレーナ少佐のサドガシマ作戦

    エレーナ少佐のサドガシマ作戦(27) 北、佐渡上陸 Ⅲ

     少尉は、PKPを連射して、すれ違いざま、グレネードを装甲車に浴びせた。他の五人も装甲車を攻撃した。装甲車の機銃弾がカテリーナの上腕部をかすめた。機銃弾の衝撃波の威力で、カテリーナの上腕が裂ける。彼女は前部座席に崩れ落ちた。    佐々木があわてて、伍長を抱え、「卜井さん!カテリーナが撃たれた!手当して!」と後ろに送り込む。ソーニャは左右に車輌を蛇行させて銃撃を回避させている。佐々木は上を見上げた。PKPはそのままだ。「准尉!引き金を引けば撃てるんでしょ?これ?」と佐々木。「佐々木さん!何をするの!」とソーニャ。 ●「私が撃つのよ!」 「私が撃つのよ!」佐々木が吠えた! 「ダメ、佐々木さん!ルーフから頭を出しちゃダメ!」 「ソーニャ准尉、私が奴らを撃ってやる!このど畜生どもめが!」  装甲車の機銃手が少尉の後ろのバイクを撃った。アナスタシアがスライディングバックターンをして、そのバイクに駆け寄った。機銃手はアナスタシアも銃撃した。くそったれめが!  佐々木は夢中で引き金を引き続けた。偶然にも装甲車の強化プレキシグラスに佐々木の弾丸が続けて命中した。弾丸は運転手の顔を粉砕した。装甲車は横転し、海岸に横滑りで落ちていく。ソーニャ准尉が停車した。  助手席から佐々木がとび降りる。アナスタシアに駆け寄ると小柄な彼女を抱き上げて、車に駆け戻り、タイフーンの後部ドアを蹴りまくる。 「開けて!さっさと開けろ!アニーが死んじゃう!アニーが死んじゃう!」  衛生兵ももう一人のバイクの兵士を抱えてきた。後部ドアが開き、佐々木がアニーを車内に運び入れる。衛生兵も車内に入った。佐々木は助手席に飛び乗った。 「卜井さん、お願い!アニーをみて!」と後部を振り返って叫んだ。「准尉、准尉、ソーニャ、急いで!急ぐのよ!」 「よし、行くぞ!」とソーニャはアクセルを踏み込んだ。
    10,052文字pixiv小説作品
  • 【百合】最後まで君に”好き”は伝わらない

    片想いしている先輩は海外勤務でいつも遠距離。 久しぶりに帰国したので同じ宿に泊まって旅行がてら二人の時間を過ごしたあなた。 先輩が帰る前の日の夜、手紙を渡そうとしたあなたは別れの寂しさから泣いてしまい思わず「大好き」と伝えるが…
  • 彼女とあの娘とあいつと俺と

    冷蔵庫の扉に映った夏の終わり El color de rosa solidario

    バラ色の連帯と称する奇妙でみだらな疑似家族を営む母娘と俺との、エロティックな関わりの始まりと終わり。
  • アニータ少尉のオキナワ作戦

    アニータ少尉のオキナワ作戦(16)

    東ロシア共和国の艦船の与那国島寄港と島民への公開の名目で、東ロシア共和国海軍を率いて与那国島を訪れた紺野、エレーナと畠山、広瀬。 紺野、エレーナと畠山、広瀬は別行動をとった。 紺野、エレーナたちは島の空港近くの祖納港フェリーターミナルにオスリャービャとペレスヴェート、ポモルニク型エアクッション揚陸艦一号艇と二号挺で与那国島に到着した。与那国島役場を訪れて、町長、漁労長と有事の際の島民避難を打合せるためである。   畠山、広瀬は、密かに島の西岸、陸上自衛隊与那国駐屯地から500メートルの久部良漁港に三号艇と四号挺で到着した。与那国駐屯地は、沿岸監視任務を受け持ち、その任務は情報収集。国境警備隊ではないので、敵の上陸作戦用の戦備を持たない。 そのため、畠山、広瀬の水陸機動団400名を配置、新小銃20式5.56㎜小銃にアドオン式グレネードランチャー、イタリアのベレッタのGLX160 A1を装着した銃二百丁、グリップと銃床を装着した単体のGLX160 A1百丁を持ってきた。   それから、沖縄から分捕ってきた87式偵察警戒車3台、96式装輪装甲車(ロシアのタイフーンL相当)8台。さらに、佐世保から沖縄に運んできた、03式中距離地対空誘導弾2輌、12式地対艦誘導弾1輌とその他車輌だ。
  • 渚のセシルカット

     ある日届いた中学時代の同窓会の知らせ。大人になり、独りで生きる私が思い出すのは一人の美しい同級生のこと。そして長かった髪を切った理由。私が私らしく生きるための一歩を踏み出した、十五才だったあの夏。  新しい自分に出会うために、私は私自身に別れを告げた。  ずっと書いてみたかった百合的なものを書いてみました。  いつも読んで下さるみなさま、ご一読頂いたみなさまに感謝を。  表紙はpixabay様より。 
    49,389文字pixiv小説作品
  • メスガキアフターストーリー〜生意気なガキだった君と過ごした15年〜

    メスガキアフターストーリー第4話(28歳)

    28歳。就職が決まったななみは、引越し前におじさんと話をする。 フルボイス版はこちら https://www.dlsite.com/home-touch/work/=/product_id/RJ01187742.html

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出会いと別れ
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出会いと別れ
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