出雲暁とは、ARIAのキャラクター。
CV:野島裕史
概要
ネオ・ヴェネツィア沖の浮き島「AFI-0078」炉端部に勤務する半人前サラマンダーで灯里の最初の客。18歳。身長178cm、1月8日生まれ、やぎ座のO型。
生まれも育ちも浮き島で、下に来ることはあまりない。ウッディーやアルとは幼馴染である。アリシアに憧れているが、アリシア本人には灯里のことが好きと勘違いされている。ただ物語後半の様子を見る限りでは、暁自身は固く認めようとしないものの本当に灯里が気になってきた可能性もある。
原作第9話「アウグーリオ・ボナーノ」では眠ってしまった灯里に、暁が巻いていたとみられるマフラーがグルグル巻きに巻きつけられているシーンがある。
灯里のことを「もみ子」と呼び、出会う度に灯里の「もみあげ」を引っ張る。その例として「ビッグダブルもみあげ落とし」という技を披露したり、マフラーのように首に巻いたりしたこともある。暁本人としては灯里をからかっているだけという意識しかないのであろうが、灯里の髪に意識して触れたことがあるのは暁だけという事実に全く気がついていない。
藍華のことは「ガチャペン」と呼び、その仕返しとばかりに藍華には「男のくせにポニーテール(アニメ版は「ポニーテールが似合わない」)」だからと「ポニ男」と呼ばれている。小説版では晃から「ポニー」と呼ばれ、アリシアをエサに使い走りをさせられている。逆に暁は下記の出来事が元で晃の事を「兄貴」と呼び、一時期は女装した男だと思い込んでいた。
父親もサラマンダーで、年の離れた兄・新太がいる(後述)。幼い頃は自分を人造人間だと思っており、小さい頃はよくそれで兄に遊ばれていた。子供のころに学校の遠足で浮き島に来た晃と決闘(滑り台を如何に格好良く滑るかで勝負)したことがある。決闘の原因は、晃が暁をダメ男呼ばわりしたことである。
原作最終話ではサラマンダーの一人前に昇格。アリシアが引退した事がどうしても信じられず、彼女の結婚をその後も認めていないものの頻繁にARIAカンパニーに電話したり顔を出したりしている。
最終回で灯里がもみあげを巻き込んだポニーテールにしているのが彼の影響なのかどうかは不明。
単行本第二巻の後ろ側には、本来彼が乗った船が描かれる予定だったという制作秘話がある。