概要
山や丘を切り崩し、周囲の土地くらいの高さまで溝状に掘って通行路にしたもの。
土木技術が未熟だった昔は、長いトンネルが掘れなかったため、道路や線路を築きたいルート上に山などがあると迂回するか、低くなっているところを通るかするしかなく、切通しを築いて通りやすくすることがあった。
現代でも建設されることがある。
- トンネルにするより安上がりな場合や手間がかからない場合。
- 古い時代の狭いトンネルを拡張する時に、トンネルのまま拡張するより切通しにしたほうが安上がりな場合や道路や鉄道の運行を妨げずに済む場合。