概要
製作・所有者は創勇斗。
愛機のムシャガンダムガイがダーク勇斗のデータを用いた細川のガンダムダークヘルに敗れたことを気に製作を開始。醍醐浩一、有悟祐二、嶺院ミカ、ダーク勇斗の協力もあって完成させる。
完成した本機を見た嶺院は『なんか、ぱっとしないわね…塗装もはみ出ているし…仕上げも少し雑…』と評し、有悟は『武器らしい武器もない。偉くシンプルなガンダムだな』とコメントをするが、浩一からは『でも勇斗らしさが伝わってきて、僕は好き』と好意的なコメントをした。
BB戦士のように頭身は小さく、武器らしい武器も背部のバックパックにあるビームサーベルが二振り。装飾が少ないゆえのシンプルなデザインも、その効果で高い汎用性を得るためだった。
プラリーガーハートが高ぶった時には、兜飾りに【勇】の文字が浮かび上がる。
勇斗と歩んだ戦の歴史
・ガンダムダークヘルとの戦闘で初陣を飾り、勝利を得る。
・蜀漢中チームとのチーム戦を展開。桃園漢龍を合体勇聖拳で打ち破る。
・不破が製作したガンダムロードと交戦。左腕にダメージを受けるもカウンター戦法で勝利。
・サディスティックミカクイーン(重装型)と交戦。クイーンのムチを逆に利用して、勇聖拳の射程に持ってこさせて勝利。
・ガンマジンと交戦。右腕を捕食されたことから、頑魔拳誕生に繋げてしまう。さらにガンマジンに長谷川指導員の意識が封じ込められていることを知り、戦えなくなってしまうが、長谷川指導員の心を呼び覚ますべく、勇斗が身を晒したことで長谷川指導員が正気に戻り、その影響でガンマジンは動かなくなる。
・ガンマジン(ドクター棺)と交戦。最終形態に進化したガンマジンに苦戦するも仲間やライバルたちのプラリーガー魂を結集した勇聖拳で勝利。
武装
- ビームサーベル:装備されている唯一の武装。ガンダムロードとガンマジン戦に使用した。
- 勇聖拳(ゆうせいけん):右拳で攻撃する必殺技。左拳でも可能であるとされるが不明である。
- 鉄斬刀:ダーク勇斗の相棒「堕悪武者頑駄無」に装備されていたもの。初陣にて装備していたが、登場は この一度きり
- 合体勇聖拳:本機を中心にサディスティック・ミカクイーン、マッスルシリンダー、GK-1と連携して使用可能になる
バリエーション機
ライバルである怒門(ドモン)が本機をベースにアレンジした「黒龍ガンダム」なるものを製作し、ガンマジンとの大決戦時に駆けつける。
立体物
残念ながら販売されていない。 当時掲載されていたコミックボンボンには、販売されているBB戦士をミキシングして製作したものが写真で登場。(レシピも載っているのだが、【近い形状のもの】である