「自らの因果、巡り巡って来ただけのこと」
概要
長い修業を経て悟りを開いたサイボーグ拳法家で、シェン市に伝わる仙山拳の創始者。カマゾンのレベル3の機械化施術を受けた身体を持つ。ガデテル中国版の2周年記念として実装された。
ストーリー
サイボーグへとなった経緯
貧民街で孤児として育った千慮は、幼少の頃から武術の道を志し日々鍛錬に励んでいた。そしてその甲斐もあり「義天門」に入門できたが、貧民と蔑まれる事は入門する以前と変わらなかった。そのような雑音を無視するように、尚の事修行に深く励んでいたが、共に修行していた兄弟子の策略により義天門から破門された上、二度と義天門の武術を使用できぬように、四肢は切断、丹田は破壊され、全身の骨が折られるという過酷な懲罰を与えられた。瀕死の重傷で放り出された千慮を、偶々通りかかった老師が救護しようとしたが、既に一般的な処置ではどうにもならない状態だった。そこで老師は、カマゾンが行っていた肉体のほとんどを機械に変えるサイボーグ手術を千慮に施させた。サイボーグ化すれば、理論上、半永久的に生きられるようになるため、多くの人々がその施術を求めていたのだが、カマゾンはごく限られた者にしかその機会を与えていなかった。この手術の機会も、かつてカマゾンのルイス理事を助けた謝礼にと特別に与えられたものだったのを、老師が息絶えようとした千慮に譲ったのだ。かくして、手術は無事に成功し、千慮は命が助かったばかりでなく、武術も続けられることになった。
老師の存在と仙山拳の誕生
こうした経緯から、千慮は老師を心より尊敬していた。命を救われただけでなく、新たな肉体を得た千慮は復讐を成し遂げてから、人生の目標を失っていたところに、生きていく理由も与えてくれたからだ。幼い頃に両親を失って天涯孤独の身だった千慮にとって、いつも正しくあろうとする老師は、己の人生の道しるべとなった。老師への尊崇の念から、千慮は己が新たに興した武術に、老師の法名である「仙山」をつけた。仙山拳が絶世の武術とされるのは、その強さもさることながら、汎用性の高さにも理由があった。仙山拳は極陰の気を扱う義天門の武術に、極陽の気を扱う老師の教えと、千慮自らが得た悟りを加えて生み出された。それぞれの強みを活かすことで、どんな状況、どんな敵にも柔軟に対処できるのが強みで、さらに、千慮自身がサイボーグになったこともあり、千慮が編み出した仙山拳はアンドロイドでも扱えると伝わっている。
老師の没後の動向
千慮の行跡は過去の様々な救民活動について記した記録などから容易に知ることができるが、彼の師匠である仙山大師が涅槃に入って以降、途端に不確かになっている。これについて「師匠を失った悲しみから、俗世に戻ってしまった」、「新たな悟りを会得するために隠棲した」、「青い長髪の女性と逃避行した」などなど現在に至るまで様々な説が囁かれているが、真相がいかなるところにあるかは未だ明らかになっていない。
性能
クラス | 遠隔アタッカー |
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属性 | 光 |
スキル
通常攻撃 | 仙山拳・起源 | 【仙山強拳】気を放ち敵に遠隔ダメージを与える。【禅定気功】周囲に珠を回転させ、触れた敵に最大6回、遠隔ダメージを与える。デバフを解除する。 |
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チェインスキル | 真・覇王氷炎弾 | 対象の周囲に覇王氷炎弾を生成して、DPSの375%に値する遠隔ダメージを与え、6秒間、クリティカル倍率を50%増加させる。(転倒→浮遊) |
特殊能力 | 仙山神功 | 仙山拳・起源が命中すると3秒間、自身のクリティカル率が20%上昇する。戦闘中に受けるダメージが15%減少する。禅定気功を使用中の場合、受けるダメージがさらに15%減少する。 |
パーティースキル | ー | 遠隔ダメージ+50% |