吸血鬼に天国はない

きゅうけつきにてんごくはない

「吸血鬼に天国はない」は電撃文庫のライトノベルである。

概要

作者は周藤蓮、イラストは前作賭博師は祈らないに引き続きニリツが担当。

第二次世界大戦後の禁酒法時代のアメリカを舞台にした作品。運び屋の青年と吸血鬼の女性の物語。

登場人物

• シーモア・ロード

主人公。非合法の運び屋の青年、普段は軽薄な女好きだが仕事はしっかりこなす。

実家には妹と母親が要いる。女関係にだらしなく大学時代は三人の女性と同時に付き合っていた時期がある。隠し子騒動があった際は心当たりがあったため筋金入り。

• ルーミー・スパイク

ヒロイン（メイン画像の少女）。白い髪の毛が特徴的な少女の吸血鬼。積み荷としてシーモアと出会うことに。

普段は普通の少女だが吸血鬼ゆえの凶暴性、高い身体能力を持ち合わせている。

• サニー・ロード

シーモアの妹。怪しい仕事をしている兄を心配している。

• フランシーナ・ホーンズビー

煙草屋の店番で裏社会に通づる情報屋の少女、シーモアの事を「お兄ちゃん」と呼ぶ。

• ニベルコル・バーズアイ

バーズアイ姉妹の姉、小柄な体格を生かして姉妹で生き延びてきた。

• リン・バーズアイ

バーズアイ姉妹の妹、大柄な女性である秘密が隠されている。

• ボーデン家の死神

2巻から登場した連続殺人鬼。実はある秘密が隠されている。