概要
ファルムス王国による襲撃で様々なものを失った、生きた鬼の無念の集合体。鏡の魔女イジスの能力によって生まれた。白、黒、蒼、朱、紅⋯⋯が重なり、『彩り』は醜くくすんだ黒になった。全ての鬼人族(キジン)の力を受け継いでいる。
漆黒の髪、額に深紅の角を2本持つイケメン。長い黒髪を後ろでポニーテール状に束ねている。
リムルを倒した後、抜け殻になったテンペストに新たな鬼人族の里を興すという野望を持っていた。
鏡の塔ループルーペでは鬼人族(キジン)から妖鬼(オニ)に進化していた。
能力
普通に強い。ストーリー上、ループルーペでも難関の一つである。
『鬼角狙撃銃(ヘッドショット)』
クロベエの金属加工のスキルと、ベニマルの黒炎獄(ヘルフレア)、同時に結界も発動し、爆炎を極限まで圧縮し、金属加工で作った弾丸に宿す。そしてハクロウの天空眼を使い、対象を撃ち抜く狙撃技。
『螺旋聖鎖銃砲(セントバレル)』
ループルーペで発動した技。鬼角狙撃銃(ヘッドショット)に霊子崩壊の筒型魔法陣を通過させることで神聖魔法の効果を付与した弾丸で撃ち抜く技。リムルに対してダメージを与えた。
クロベエからは『神職人(オヤカタ)』。ベニマルからは『黒炎獄(ヘルフレア)』、結界、炎熱支配。ハクロウからは天空眼、魔法闘気。シュナからは『創作者(ウミダスモノ)』、神聖魔法、霊子崩壊。シオンから『料理人(サバクモノ)』の確定結果を受け継いだ。ソウエイは描写がないので不明。
物理・魔法・属性を反射。しかし、複数の性質を持つ場合、反射ができない。
活躍
鬼角狙撃銃を発動し、リムルを撃ち抜こうとしたが、自称リムルの娘シンシヤの捕食によって止められる。シンシヤから「この鬼ぃさん、今までで一番強い!!」と評価された。
そしてコクヨウがシンシヤにトドメを刺そうとしたところ、ディアブロ(この時点では名無し)が現れる。ディアブロは召喚者であるリムルから「生き残りが1人いる」と聞いていた。よって、それ以外の『生き残りはいない』からコクヨウは「生きていてはいけない」と言われる。そうしてコクヨウとディアブロの力比べが始まったが、ディアブロに齢が足りないと言われトドメを刺された。
ループルーペでは螺旋聖鎖銃砲(セントバレル)でリムルを追い詰める活躍を見せたが、魔素だけで出来た体が霊子崩壊の連発に体がたえきれず、崩壊した。
関連タグ
コクヨウ:pixiv内ではこちらのタグの使用も多い。