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園山薫

そのやまかおる

「アイスクリン強し」「若様組まいる」(畠中恵/講談社)の登場人物。
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園山薫とは「アイスクリン強し」「若様組まいる」(畠中恵/講談社)の登場人物である。


人物像

若様組まいる」登場時

20歳。元三千石の若殿様。

同作品の登場人物であり主人公の長瀬健吾と同様、若様組の一人。
装丁(丹地 陽子/画)では先頭より3番目に立ち、制棒を右手に持ち左側を見る、やや長髪の美青年として描かれている。

前述の長瀬健吾や若様組の一員である福田春之助と同じく、六尺(約180cm)近い長身。※明治時代、男性の平均身長は約155cm。

普段「園山さん」と敬称付きで呼ばれているが、仲間内、とくに長瀬からは「園」と呼ばれる事もしばしば。

「長瀬の眼前で、恐ろしく綺麗な面が…」(P9)「そげんこつ、無理無理。そこの綺麗なおまんさぁ、…」(P47)「おお、この物騒な美男を…」(P51)「すると園山が、見目麗しい男は、寝ぼけていても秀麗なことを証明しつつ…」(P54)「園山の格好の良い指が…」(P183)など作中では容姿に関する記述が登場人物中最も多く、敵味方問わず美しいと評される程の美貌である事が強調される一方、「中身は知り人から、歩く凶器とも狂気とも言われている男なのだ。」(P10)「これで百万が一、試験中、園山が何かで怒りを爆発させても、対処出来る。」(P23)「何人かの声が止めた時、園山の繰り出した拳固が、既に平田の顎に食い込んでいた。」(P153)など、端麗な外見と反比例して手がつけられないほど喧嘩早く、剣呑な性格の人物として描かれている。

また長瀬が仲間に仔細を告げずに教習所から姿を消した時などは「きっと病気です。寝ぼけて転んで、頭を打って、どこかへ運ばれたんです。庭で雷にでも、打たれたのかもしれません」(P145)と一人主張するなど、時に頓珍漢(所謂天然ボケ)な言動・行動をとることもあり、相反する設定が一人の中で両立するエキセントリックなキャラクターとして存在している。

物語後半で、早世した兄がいた事が判明した。


アイスクリン強し」登場時

23歳。(年齢の算出法については、同作品の登場人物長瀬健吾を参照のこと)
「大層綺麗な顔を巡査の制服の上に載せた元若様は、歩く凶器とも狂気とも呼ばれていて、剣呑な事この上ない。園山がサーベルを身に帯びているときは、大概若様組の仲間が横にいる筈で…」(P152)と、上記「若様組まいる」の頃から3年経ても、外見・行動原理ともにほとんど変化がないように感じさせる記述の一方、「…このにこやかな園山さんが、そこまで物騒なお人なんで?」(P78)「…その顔を見てにやりと笑ったのは、鞘ごと佩刀を引き抜いていた園山であった。いささか暴れたりないような顔つきをしている。」(P106)など、多少なりとも対外的な反応や、破壊衝動に対するコントロールが効くようになった事を窺わせる表現も見られる。

漫画「アイスクリン強し」(漫画/宇野ジニア-原作/畠中恵)登場時

短髪・黒髪の背の高い青年として描かれている。第1話「チヨコレイト甘し」では見られないが、第2話「アイスクリン強し」からは左目に傷跡があるキャラクター設定に変更(?)されている。この差異に関しては、雑誌「BE・LOVE」掲載時から変わらない。
※またこの外見は、ほぼ原作「若様組まいる」の表紙に描かれた長瀬健吾と同じであり、左目の傷跡と合わせて思い切ったキャラクターデザインの変更がなされている。

文芸小説誌「野性時代」6月号/特集『畠中恵すごろく』

「著者による全作品解説」の「アイスクリン強し」シリーズ紹介ページ(P41)内の欄外コラム、「担当編集者のおすすめ!」で担当者イチオシキャラクターに選ばれた。

「…単行本のカバーをご覧下さい。若様たちの中に、やけに目つきの悪い男が一人…そいつだァ!(講談社 文芸図書第二出版部 塩見篤史)」同コラムより抜粋)

…いいぞ、塩見もっとやれ。

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