概要
陣内智則による「機動戦士ガンダム」のパロディコントで、本人のガンダムに乗ってみたいという憧れから誕生したらしい。
主人公陣内智則がスーパーロボット「ジンダム」に乗って宇宙人と戦うが、ジンダムの性能はどれも全く役に立たないものばかりであった…という内容。
大がかりなセットを使うのと権利的な物もあるのか『2度とできないし、やらない』コントらしい。
因みに、このコントのラストについて本人は「変な終わり方」と語っていた。
ストーリー
200X年、宇宙からの侵略者により地球は壊滅状態となっていた。
街は炎に包まれ、人々は生きる希望を失いかけていたその時、最後の望みをかけて一台の戦闘機が開発された。(コント冒頭のテロップ)
登場人物
- 陣内智則
ジンダムのパイロットに選ばれた青年。無駄が多いジンダムの機能や頼りない司令官、ブライトに振り回される。
- ブライトさん
声のみ登場。地球防衛軍総司令官。元ネタはおそらくブライト・ノア。
任務中に飯を食っていたりジンダムがあと3分で爆発するというのに5分時間をくれというなどいろいろと頼りない。
地球戦士ジンダム
地球防衛軍が2000億を費やして開発した戦闘機(ロボット)。
しかし、全長18Mに対し体重53キロとガリガリで、陣内も「ガリガリやないか!」と突っ込んでいる。
おまけに搭載されている機能もろくなものがない。
歩行するとポヨンポヨンという気の抜けた音がする。
- ジンダムミサイル
右のレバーのスイッチを押すと発動する国を一つ破壊する威力のミサイル。一見すると強力な装備だがこれで四国がてんやわんやになってしまった。その為使用後「何してんねん!すいません四国の人!」と謝る羽目になってしまう。
- ジンダムフラッシュ
左のレバーのスイッチを押すと発動。夜寝てる時にいきなり部屋の電気を付けられた時と同じくらいの眩しさを与える。当然効使っても意味がなかった。本人曰く「大したことないがな!『ちょっ消してーや』言うぐらいやないか!」
因みに5回連続で光らせることで『ア・イ・シ・テ・ル』のサインが発動するが、これも意味はない。
- クラクション
前方のボタンを2回押すと発動。ほぼ意味はない。
- ジンダムストラップ
左右のレバーを同時に倒すと発動。頭から出てくるただのストラップの紐。
- 降参
左右のレバーを倒し、頭を下げて発動。ただ「とぅんませーん」というだけ。
余談
・陣内のYOUTUBEチャンネル「陣内智則のネタジン」で語られた裏話によると、今まで爆笑オンエアバトルで落ちたことがなかったのにこのコントを披露したら初めて落選してしまったという。
理由についてはこのコントで使われた大掛かりなセットのせいだと言っており、最初にセットを組んだ後明天したら全く違う方向を向いてしまっており、また暗転してセットを組みなおす羽目になり、これだけて観客には大うけしてしまいコントが全く印象に残らなかったということだったらしい。
・このコントの本人も認める『変な終わり方』であるが、一部の番組で演じた際はオチが変更されているものがあった。(DVD『ネタジン2』にこのコントが収録された以外に映像ソフト化などは確認されていないため確認困難)