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概要編集

矢田寺成美のスペルカード。


  • 地蔵

矢田寺成美は地蔵。


  • 業火

地獄の火。


  • 業火救済

地蔵菩薩は「獄苦代受」(代受苦)の菩薩とされる。

これは地蔵菩薩は「衆生の地獄のような苦しみを代わりに受けてくださる」という信仰。京都にある矢田寺(矢田地蔵尊)の本尊は「代受苦地蔵」とも呼ばれ、地獄の業火の中に立って苦しみを変わりに受けている姿とされる。


余談編集

  • 悪人正機

主に浄土真宗の祖とされる親鸞のとなえた思想。浄土真宗においては、教義の根本ともいえる重要な思想に位置づけられる。『「悪人」こそが救われる』とする。

「善人なほもて往生をとぐ、いわんや悪人をや (現代語訳)善人でさえ極楽に往生できるのだ、ましてや悪人は言うまでもない。」—『歎異抄』より

非常に誤解されやすい点だが、ここでいう「善人」「悪人」は一般用語における意味とは概念が大きく異なる。この場合の「善人」は「修行をしたり徳を積むことで自力で往生できる人」、「悪人」は「煩悩にとらわれ自力で往生できない人(凡夫)」をさす。少し乱暴に言えばこの世の「一般大衆」は皆「悪人」に分類される。つまり「大多数の一般大衆(悪人)こそ、阿弥陀仏は救ってくださるのだ」ということを「いわんや悪人をや」で言っているわけである。ほぼすべての人間が普遍的持つ「悪」という概念は、キリスト教における「原罪」の概念に近いものがある。


  • 地蔵信仰と阿弥陀信仰(浄土信仰)

地蔵菩薩は「釈迦入滅から弥勒仏出現までの仏不在の間、衆生を救済する役割の菩薩」として、日本では平安時代後期から広く信仰された。

しかし、衆生救済の面で役割が近い阿弥陀信仰が鎌倉時代に爆発的に普及しだすと競合により差別化を余儀なくされ、それ以後は「地獄に落ちた衆生を責め苦から救済する役割」が強調されるようになる。また、民間においては現世利益的な役割の強い「身代わり地蔵」や「子安地蔵」、道祖神を習合した「境界を守る役割」として信仰されるようになる。

阿弥陀信仰の詳細は、魔法「紫雲のオーメン」の備考を参照。

本作6ボス摩多羅隠岐奈の元ネタである摩多羅神は「阿弥陀如来の守護神」(後戸の神)としての役割を持つ神でもあり、また見方によっては阿弥陀如来そのものとも習合した存在でもある。


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