概要
シノビマスターで判明した夕焼の体の中に封印されていた古代の妖魔の1人。プロフィールやCVは不明。
烏帽子を被った人間型の鴉天狗のような見た目であり、好戦的な性格で戦闘を好み、風を操る。
NewWaveでは
閃乱カグラNewWaveでも名前と容姿は出ないが、その存在は示唆されており、合同訓練では麗王の事を気に入り、主人格の夕焼とともに何度か麗王とは友人のような関係を持つ。
逆に豹姫には面白い力として気に入られる。
シノビマスターでは
シノビマスターズでの雪不帰の反乱失敗後に、羅刹が次に目を付けたのは夕焼であった。
ジャスミンの命で夕焼が一時的に里帰りしたした時に、羅刹は遠野の里へわざわざ出向くが、雪不帰が居た事もあり戦闘せず撤退する。
その後、雪不帰が帰還すると、羅刹は忍基地に攻め込み、その場にいた夕焼に呼びかけ、夜叉としての意識を呼び起こされ自身が妖魔という記憶を無理矢理に一部、思い出される。
夕焼が閃乱カグラシリーズに初登場してから長らく詳細不明だった好戦的な人格の正体は一人の妖魔であった。
精神と身体状態を不安定にされた夕焼は夜叉を抑え込もうと訓練するが、再び忍基地へ攻め込んできた羅刹に呼びかけられ、夕焼と入れ替わりに夜叉が反転し表に出されてしまう。
そして羅刹に仲間に加わるように諭されるがこれを断り、遠野の里へと飛び立ってしまう。
里へ着くと再び姿が反転し夕焼が表に出て夜叉は心を閉ざしてしまう。
里へと追いかけてきた牛丸、深里と九魅も困り果てるが、那智の機転で夜叉を封印した場所に案内し、その場で夕焼と夜叉の肉体を完全に分離すると、夜叉は昔の記憶を全て思い出して、その記憶が映像となって映し出された…
夜叉の過去
およそ900年前に羅刹、修羅とともに妖魔勢を率いて、人間達と敵対して忍と戦争をしていた夜叉。
好戦的なのは当時からで同胞の羅刹と修羅へもライバル心を抱いていたほどに。
しかし自身と拮抗できるほどに戦える忍達に興味を持ったのを切っ掛けに、忍との戦争に疑問を抱き、争う事を一旦、止める。
遠野の里との関係は彼女もまた里を作り上げた1人だからである。かつて那智や夕焼の先祖達と共に妖魔と人が共存できるという思いから遠野の里を一緒に作り上げたという。
当時の羅刹から妖魔界に戻るようにも言われたが夜叉は居心地が良いからと断る。だが、度重なるすれ違いにより、夜叉は那智の先祖によって、夕焼の先祖の体の中に封印されてしまう。
現在へといたるまで
そして時が経って夕焼自身が一族の封印の要の人物となった際は、夕焼が武器を取る度に記憶がない状態で出る様になった。
後に羅刹によって記憶を取り戻した後、夜叉は飛鳥達と対峙したが、真実を知って自分と向き合いたいと言った夕焼の思いを聞いて、再び人を信じる為に夕焼たちと共に進む事を決める。
そして現在の羅刹と修羅に敵対心を向け、忍達と共に戦う。
その際には完全に打ち解けあった夕焼と完璧な融合が可能になり、夕焼の身体をベースに夜叉の特徴が表れた「天楼の夕焼」とゆう融合体へも変化可能に。
完全な和解後には
その後は遠野天狗ノ忍衆のメンバーだけでなく、忍基地の他の忍とも会話するほどに打ち解けあう。
口調は悪いが、わりと気さくな性格なようなので基本は誰とでも会話できているようだ。
そして先述の件以降は、夕焼とは自在に融合と分離ができ、反対に夜叉の身体の中に夕焼を潜めさせる事も可能らしい。
完全に封印が解けて分離したあとも時折、夕焼の身体の中で過ごすこともある。
またイベントなどでは普段の和装の服のほかにも、焔が着るようなダサTシャツを着用することもある。
しかし夜叉は両腕が翼状なので、どうやって着用しているのかは実は謎である。
シノビマスター公式の設定画では黒い羽根を生やして体に纏った半裸姿の妖魔としての夜叉のイラストも見受けられる。