ストーリー
帝都にほど近い港町シェアルース。
帝国と共和国の偶発的な海戦の影響も若干あったが、港はいつもと変わらない活気に溢れていた。
晴天の中、先ほど入港した一隻の民間船から降りる、青いコートの剣士……
人の出入りの激しい港では様々な人間模様があり剣士など珍しい存在ではなかった。
現に男を気に掛ける者もなく、そこには日常しかなかった。
だが……腕に覚えのある者ならば、感じ取れたのかもしれない。
一瞬、港を包む空気が異様に緊張したことを。
男は暗殺者……
やがて街は夜の帳に包まれる。
意地、義理、仕事、大義、忠誠、愛情、憎悪……
それぞれがそれぞれの想いを剣に籠め、偽りの静寂の闇の中で激しく火花を散らす。
登場人物
本編の主人公。
政府公認の暗殺者ロイヤルフィーンドに名を連ねる。
とてつもなく腕の立つ剣士。
クルードの娘。
母親の形見である天使のペンダントをいつも大事にしている。
クルードの昔馴染みで酒場の看板娘(?)
気さくでかなりの美人。
口はクルードよりも一枚上手。
お調子者で明るい性格。
でも実は知らぬ者がいないほどの凄腕の盗賊。
通称シャドウナイト。
エルウィンの護衛隊長。
熟練した老傭兵。
実は意外とエルウィンの信頼は厚い。
エルウィンの傭兵。
三人組のリーダー的存在。
物静かで落ち着いた物腰の男性。
エルウィンの傭兵。
無口で一本筋の通った女剣士。
三人組の一人。
アルバートの護衛。
無口な生粋の軍人。