概要
女性向けPSPゲーム「うたの☆プリンスさまっ♪」に登場するキャラクター。
「うたの☆プリンスさまっ♪Debut」にて少しだけ触れられていたが、
「うたの☆プリンスさまっ♪All Star」(以下AS)の美風藍ルートにて寿嶺二の親友ということがわかった。
人物像
歌唱力や演技力などのアイドルとしての才能に恵まれるも、
人よりも何倍も繊細だったために芸能界では苦労していたらしい。
性格のため仕事面ではかなり悩みがたえなかったようだ。
ソングロボットである美風藍のモデルになった人物で、藍を発明した博士の甥にあたる。
早乙女学園のアイドルコースに所属していて、
寿嶺二・音波圭・片桐響などとは同期であることがわかっていて、
時間軸Debutの数年前、とあるドラマの撮影中に、寿嶺二の携帯への着信を最後に行方不明になってしまう。
その後、博士によって発見されるが、精神的理由によって意識は不明のままであった。ASでは彼が発見されたことは博士以外は知らないようだった。
ASの美風藍ルートにおいては、藍の本体が設置されている空間のカプセルで、心を閉ざしたまま未だ意識不明状態にあった。博士は、藍の本体と愛音を繋ぎ、藍が得たプラスの感情をデータ化して愛音の精神に送り込むことで、世界への抵抗感を薄れさせて愛音を目覚めさせようとしていた。しかし、愛音が流れ込む藍の感情や音楽を拒絶したことで、無意識下で愛音とリンクした状態にあった藍は歌うことができなくなってしまい、最終的には真実を知った藍自身の手によって無理矢理接続が切断された。
藍は愛音とのリンクが切れたものの、無理矢理接続を切断した反動で、本体コンピューターのセキュリティ機能が発動し、全プログラムと全データの停止不可能の自壊・消去が始まってしまう。残された僅かな時間を使って歌い遂げることに成功し、その後、機能が停止。しかし、プログラムが完全に自壊したタイミングが、膨大な量のデータを消去しきるよりも早かったため、藍の記憶や感情に関するデータは何とか残され、後に復活を果たした。
「うたの☆プリンスさまっ♪All Star After Secret」(以下ASAS)の寿嶺二ルートにて横顔が公開された。
美風藍ルートでは、遠く離れた所で療養中だが話す事ができないと博士は話していた。
寿嶺二ルートでは、最終場面で彼の特有の拍手(段々とたたく回数が増えてゆく)の音が聞こえ、姿は見られなかったものの、博士から彼からと思われる手紙が手渡された。
関連イラスト
関連タグ
美風藍→そのボディや声を、愛音をモデルとして作られたアンドロイド。
寿嶺二 →愛音の親友。愛音のヘルプを見逃したことを後悔し続けていた。
音波圭→作曲家。愛音の一件で仲が拗れ、バラバラになった嶺二の同期の一人。
片桐響→圭同様、愛音のことで仲が拗れてしまった嶺二の同期の一人。
四ノ宮那月→優れた才能に恵まれながらも、感受性が高く繊細。強い精神的ショックを受けた際で、その心を守るために、愛音は昏睡状態に、那月は別人格の砂月を生み出した。
来栖翔→allstarの藍ルートでは、博士や那月らと共に美風藍の本体であるスパコン群が収められてい早乙女邸の地下に赴き、そこでカプセルで眠り続ける愛音の姿を目撃している。
来栖薫→来栖翔の双子の弟で、通っていた早乙女学園系列の医療系学校に博士が関わっていたため、博士とは顔見知りだった。
博士→愛音の叔父であり、美風藍を作り出した科学者。