概要
コミック百合姫で2023年7月号から連載されている漫画作品。
作者は散葉ちんみ(pixivアカウント)。
あらすじ
「魔女」として罵られる令嬢イヴリスは、他の貴族たちの前で婚約者マルク王子から婚約破棄を宣言される。
失意の彼女を救ったのは、隣国の皇太子シエルであった。
彼の婚約者としてアルファルド帝国に迎えられたイヴリスだが、衝撃の事実が待ち受けていた。
実はシエルはとある事情から男装した皇子だったのだ。
登場キャラクター
- イヴリス・ヴラッドリー
ヴラッドリー伯爵家の末女。17歳。影を操る闇魔法の使い手。赤い髪と瞳を持つ。
妾の子であり、しかも闇魔法は忌み嫌われているため、周囲から「魔女」として疎まれている。そのような生い立ちなので無愛想で荒んだ性格になっている。
食欲旺盛。
- シエル・アルファルド
隣の大国アルファルド帝国の皇位継承者。凛々しくて気品があり、貴族の女性たちからの求婚が絶えないという。国民からも信頼されている。
本当は女性であり、普段は男装している。元々は兄のレオと共に双子として生まれたが、10歳のときにレオは闇魔法、シエルは皇家に代々伝わる光魔法に目覚めたため、「シエルが長男であり、双子の片方は姿を消した」ということになっている。
レオは自ら国を出てそれっきりであり、責任を感じたシエルは皇太子の役割を全うすべく奮闘している。
女性として過ごしているときは、男装時とは打って変わって無邪気で能天気な性格。
- マルク・クレンゲル
クレンゲル王国第5王子。幼稚で傲慢な男。
イヴリスの婚約者だったが、貴族学校の卒業パーティの場で婚約破棄を宣言する。
- リリアン・ニエンテ
イヴリスの幼馴染。
とある理由から彼女を裏切り、マルクの后となる。
- マーガレット
アルファルド帝国の皇室専属侍女。
シエルの世話係で、彼女の事情も知っている。