概要
原作である「宝石商リチャード氏の謎鑑定」は、宝石にまつわる謎や人々の想いを繊細に紐解いていく内容であると同時に、主人公である正義とリチャードが巻を追うごとに惹かれ合い、心を深く通わせていくというラブストーリー的な側面も持っている作品である。一般文芸書であるが、公式が最大手の最たる作品と言える。
そのため書店によってはBLカテゴリに分類されることもある作品だが、書き手の解釈によってこちらのタグのみをつけるユーザーも多い。なおこれらの要素はアニメではほぼ全てカットされている。
余談だが、作者はSNSにて彼ら二人のことを「(互いが最も互いを癒し合う)永久運動器みたいなやつら」と評している。
カップリング
主人公二人の絡む正リチャ、リチャ正が多くを占める。
年齢差、人種差、美貌度、さまざまな要素の絡み合うカップリング。
作中に登場する上記二人の偽名と設定を用いたバク山、山バクという謎のカップリングも存在する。
リチャードの師匠・シャウル氏、リチャードの元部下・ヴィンセント、リチャードのふたりの従兄、正義の旧友、正義の義父・実父、正義が思いを寄せる女子大生、リチャードの元婚約者、リチャードに言い寄っていた大物ジュエラーなども絡めれば
さまざまなカップリングが存在しうる。