概要
1977年から1984年にかけて男性向け雑誌『GORO』にて連載。
1989年から1991年にかけて『NEW 実験人形ダミー・オスカー』のタイトルで『コミックシュート』に連載された。
叶精作は作画にCGを導入した最初期の漫画家の一人であり、初期は完全な劇画調の絵柄であるが、『NEW 実験人形ダミー・オスカー』ではMacを利用してCGで描かれている。
あらすじ
西ドイツの自動車メーカー・フォルクスワーゲン社に実験人形製作係として招聘(しょうへい)された渡胸俊介(ときょう しゅんすけ)。彼は日本屈指の技術者であり、人形作りに並々ならぬ信念を持つ男だ。俊介が会社側から要請された人形と作りたい人形には隔たりがあったが、その隔たりを埋めるべく彼は、驚愕するほど精緻な実験人形をつくりだしたのだった!