概要
『キャンプ場バイト』より八木琢磨の知り合いとして登場した女性探偵。
肩上くらいの黒髪ショートカットで前髪の真ん中だけ明るい白色になっている。
優秀な探偵であるが、理論で説明出来ない怪異などの存在にはびっくりするくらい弱く、怖い話を聞いただけで泣きわめくほど。八木とは長い付き合いのようで、八木からは「(人間関係がドライになりがちな自分にも)いつでも情を持って接してくれていた」と評されていた。
黒嶺ユメに「義両親の捜索」を依頼されたが行方不明になり、見つかった時には廃人同然になっていた。後に藍川時子の手により一部記憶を喪失して元通りになったと思われていたが、時折顔のパーツがダブって見える(ユメいわく「顔が誰かと重なっているみたい」)、かつての同級の佐賀にバイヤーを通じて「ドリーミンフラワー」を送りつける等、中身が別のモノに成り代わっているような描写がある。
(この先168話のネタバレ注意!)
茶々の中に巣食っていたもの。それはユメの義母である黒嶺弥生だった。いくつかの情報と黒嶺弥生とされていた人物の死、そして奇しくも茶々とユメたちが初めて出会った『キャンプ場バイト』の怪異「オヨツ」との共通点から、八木だけはこの真相に辿り着いていたものの、茶々(=黒嶺弥生)によって殺害されてしまう。
余談だが168話のエピソード名は「『探偵助手5-⑤』と『青い鳥』」である。