概要
2006年5月8日生まれ。愛知県一宮市出身。
9歳の時に左脚に骨肉腫を発症。左脚の股関節と大腿骨の一部を切除して人工関節に置き換える手術を受けた。このため車椅子生活となり、サッカー選手の夢を諦めることとなる。
退院後に本格的に車いすテニスに取り組み始めた。
2020年に18歳以下の世界一決定戦であるジュニアマスターズの国際大会「Cruyff Foundation Junior Masters」に14歳で出場してシングルスとダブルスで2冠。2021年には史上最年少で車いすテニスジュニア世界ランキング第1位となる。
2023年1月に開催された全豪オープンでは準優勝となり、4月に開催された天皇盃ジャパンオープンで初優勝を果たす。4月28日に日本生命保険とスポンサー契約を結んだ。6月に開催された全仏オープンで優勝、グランドスラムを初制覇、17歳1ヵ月2日で制し史上最年少での世界ランク1位が確定した。7月、ウィンブルドンで初優勝し、グランドスラムを2大会連続で制覇した。