概要
CV大林隆介
コロニー政府の長官。ハンナ・ウェーバーの養父で「パパ」と呼ばれるが、虐待同然の訓練を強要したり、彼女に直接「お前は道具だ」と言い放ったり命令に失敗すると暴力を振るう等、ハンナを都合の良い道具のようにしか認識していない。また、エイミー・カーの事を殺人者として見下しており、彼女に慕う者も同罪と思っているためレン達地球チームにもかなり嫌悪感を見せていた。火星への移住計画に対して強い拘りと主張を持っており、31話で元素消失は地球以外でも(もちろん火星でも)起こると分かっても強行するがそれはゼロとは異なり、火星移住計画にまつわる利益目当ての私利私欲からである。
その為にハンナにレン達を妨害させ、32話で「これでシェイプシフターを爆発しろ」とハンナに要求して爆弾を渡した事から彼女の生死まで何とも思っていない様子。
それがハンナへ深い心の傷をつけ、自殺未遂にまで追い込んだ。しかしチェインディニーに内部告発され、デビッド・コフ司令官によって拘束された。しかし、ハンナに妨害の指令を与え続け最後の最後まで彼女を苦しめるなど悪党ぶりや権力に執着した様子がうかがえた。
余談
善人が多いエレメントハンターのキャラの中ではもっとも数少ない悪役は彼だけであり、ハンナを虐待した挙げ句、彼女を道具としか思っていないやコフ司令官によって拘束されたのにも拘らずハンナにしつこく妨害の指令を与える等、人間のクズそのものである。その為当時の視聴者からかなり嫌われている。