概要
上下巻となっている。
カバーイラストと挿絵は漫画家・佐野タカシが担当している。
ストーリー
高校二年生の高梨修作は、幼い頃に母を亡くし父と二人暮らしだったが、父が海外赴任する事になり、幼なじみの果林がいる夏川家に居候をする事になってしまう。
初心で奥手な修作は、女ばかりの家への居候で戸惑うばかり。
小百合と奈々とは早々に打ち解けたが、果林とは気まずい仲が続いていた。
しかし、女三人の家にオトコが同居してなにもないはずもなく……
登場人物
夏川 果林
夏川家の次女 高校二年生 バスケ部に所属し、ボーイッシュでスレンダー
勝ち気で意地っ張りな性格。
5歳の時に修作と「ケッコン」するほどの仲だったが、勘違いから気まずい別れ方をする。
突然に修作と再会した上、同居する事になり戸惑う
高梨 修作
母を4才のときに亡くし、父子家庭で育った高校二年生。
純情で優柔不断な性格。
流されやすく、女だらけの夏川家の居候でイロイロあってしまう。
果林と同じ学校に転入し、クラスも同じになる。
夏川 小百合
夏川家の長女。24歳。夏川家の家事一切を取り仕切る。
保母さんのようなおっとりした母性と、少女のようなあどけなさを感じさせる。
非常にグラマラス。
夏川 奈々
夏川家の末娘。中学一年生
甘えん坊で生意気、ちょっぴりワガママ。気の強い姉の果林とは衝突が絶えない。
身体は未発達だが、男のコに興味津々のおませさん。
高梨 修平
修作の父。妻を亡くしたあと、しばらくして東北に引っ越す事になり、果林と修作が気まずい別れをする事になる。その後、海外赴任を二年する事になり、高校二年生という多感な時期に一人暮らしをさせるのも不安で親友の武夫に相談した結果、修作の夏川家居候が決定する。
夏川 武夫
小百合達の父。動物学者。ニ三度聞いたくらいでは覚えられず、郵便の配達回収も月に一度しかないアフリカの奥地で研究活動をしている。
夏川 加代子
小百合達の母。武夫と同じく動物学者。夫婦揃ってアフリカの奥地で研究活動をしている。
修作の母(故人)
修作が4才のとき、交通事故で亡くなる。物語が人が亡くった場面から始まるのはジュブナイルポルノとしては非常に珍しい