恐怖新聞(キガタガキタ!)
きょうふしんぶん
原作の「恐怖新聞」と同じく読めば購読料として寿命が百日も奪われるという新聞。
かつて鬼形礼の命を奪い、今は親戚の鬼形冥に憑りついて寿命を奪い続けている(冥の14歳になった日の午前零時に冥の部屋に飛び込み、彼の寿命を奪い続けている)。
しかし、新聞に書かれていた予言が外れた場合は購読料は踏み倒され、寿命が縮む事は無い。
冥はこの性質を利用して呪いの解除を試みている。
配達方法は原作と同じく窓を割って入れ込まれ、窓ガラスを開けてもガラスのある方から侵入してくるので、冥は金銭的な被害を受け続けている。
ただし、新聞は冥のいる場所に送られるので場所によっては実害はない(例えば風呂場など)。
そして、原作との最たる違いは・・・・
新聞を憑代とした全裸の少女の姿をしている。
作者が作者なだけに凄い巨乳である。
基本的に奇声を発するだけなので会話は成立せず、彼に付き纏っては鋭い歯で噛り付いている。
冥の寿命を奪う事が目的なので予言した悪霊と共謀し、内容もある程度改竄する事で彼を何度か欺いている(例:正午に殺人を犯す→正午に発見されて殺人と認定される)。
一方で冥の命を直接狙う悪霊に関しては協力を惜しまない等、奇妙な関係になっている。
本編では冥に執着しているのは見て分かり、彼の元に行く際は大体は笑顔なのも特徴的である。
下記の殺戮新聞や七人目の地蔵を追い返した時には普段よりもテンションが高かった。
体が新聞なので火で燃えたり、水に触れると体を維持できなくなるなどの弱点があるが、対して効果はない。
最終回の43話にて制服を着用し、「ギャ...ギガ..ガ..ガ..タ」と発音している。
服を着た方がエロいのは言わない御約束
亜種
この作品では「○○新聞」と言った亜種や亜流が登場する。全員(人?)女性。
- 希望新聞(きぼうしんぶん)
百日分の寿命を代償に願望を叶える。外見は道端の占い師。
作中では女癖の悪い男が取っ替え引っ替え女性を変え続けた事で捨てられた女は希望新聞の傀儡に成り果てている。
こちらは喋る事が出来る。
- 虐殺新聞(ぎゃくさつしんぶん)
読んだものの命をすぐさま地獄に落とす。外見は恐怖新聞と変わらず、恐怖新聞の代わりに冥を地獄に送ろうとした。こちらも喋る事が出来る。
冥の見立てでは、殺人衝動に溺れた悪霊が恐怖新聞を模倣した偽物との事。ベースとした恐怖新聞の影響か冥に執着している。
- 不幸新聞(ふこうしんぶん)
購読者は百日の不幸に見舞われる新聞。外見はちっこい恐怖新聞。こちらは奇声を上げるだけ。
悪霊としての能力は恐怖新聞よりも劣り、予言も余り当てにならない。
憑りつかれている夏川ちりから好かれており、「フウコ」と呼ばれている。