愛染蔵

あぜくら

かつて関西に存在した和服の専門販売店である。強引な展示会商法で有名になった。

概要

1945年創業、1958年会社設立。メイン画像の「うらんふ絵日記」87話の通り、二代目社長の植田健仁氏が愛染蔵を年商200億に仕立て上げた張本人であることは間違いない。

本部のビルを大阪市中央区難波2丁目3-9に構えていた。現在その番地に該当する場所には、何も残っていない。なお、和歌山市にもあった同社ビル(和歌山市黒田1丁目2-17)は現在、和歌山アーバンホテルとなっている。

ちなみに自己破産手続きの申し立ては2006年3月16日に行われ、その後3月20日に後述の社長の飛び降り自殺が発生した。

黒すぎる中身

その新人研修の洗脳ぶりや営業の過酷さ、いわゆる展示会商法(土足禁止の本部ビルへ誘い、靴を脱がせて簡単には帰れなくする、軟禁に近いやり方も行っていた)による強引な商品の売り方などなど、愛染蔵の真っ黒すぎるほどの黒い中身の体験談が、pixivの作品には存在する。

うらんふさんの「うらんふ絵日記」13話から、植田社長の飛び降り自殺を含む、会社そのものが終わりを迎える87話までの内容のほとんどがそれに当たる。

いわゆるブラック企業の、極めて悪い意味での好例と呼べる。

関連動画

外部リンク

• 旧愛染蔵サイト。破産管財人からのお知らせ(インターネットアーカイブ2013年保存分)