戸ヶ崎里奈
とがさきりな
戸ヶ崎里奈とは『とれびあん』(@Gp5Gh82)のオリジナルキャラクターである。最初で最後の最高の高校1年生活の作品に出てくる主人公。
プロフィール
人物や性格
・好奇心が旺盛なな性格の人物で、探求する事や気になる事には何でも突っ込んでしまう少女で後先考えず突発的に行動する場面が多く見られるが里奈の過去は壮絶ものだった。母(ひなた)からの苛烈な暴行も影響している。
虐待の影響はそれのみでなく、間近でもどんな角度でも時速170kmの速さのものなら何で見えてしまう驚異的な動体視力を持つことに。その能力があっても常にゆっくりに見えてしまい9話ではラジオ体操を行った際はぶっ倒れてしまう程、体力の消耗はあまりにも激しい。
争ったり戦う事は嫌いだが武力も全くない訳でなく、
1話で直面した武田の投げ銭を難なく避けて仕舞いには跳ね返してダウンさせたりも。
屋上で出会う鈴木という男にも攻撃を仕掛けられるがそれもいとも簡単にからかいながら避けてもいた。
その反面、かなりおっちょこちょいで5話で土曜の休日にもかかわらず急いで制服に着替え学校に向かった点もあり。
そこでもパンツを履き忘れ彩理珠の弟達に捲られノーパンをみられてしまうなど。
1話から制服を毛嫌いしていたが何故か休日でさえも制服を着て外出するなど学校に対してや服に対しても愛着が沸いてる姿もうかがえる。
6話でのヒーローショーではパウダーマンを装った青木橋と戦闘に発展する場面もあり動体視力を活かすのは勿論、バク宙やバックステップなどで攻撃を躱したりもしてて体育では常に見学であったが運動神経の良さが発揮されている。
ただ、フェイントなどにはかなり弱く引っかかってしまうといった弱点も存在。
青木橋はそれも見抜いていて、里奈にわざと避けさせるために連続攻撃を封印し体を動かしてとっておきのゼロインチパンチで直撃は免れ半減したが受けてしまう。
里奈は単純な性格なため、感情も分かりやすくて瞳の色の若干の変化でわかってしまう要素もある。
8話では赤の褌男を追いかけてる最中、ターゲットを見失い諦めたその時、数々の罠が里奈を襲うが全て回避。振り切ったものの足元がお留守になりリボルバーに足を滑らせて転倒する。背後に気配を感じて即座に発砲。背後には山根と小宮が立っていて、小宮に照準を向けていた。
銃の素早さや性格さがあったものの小宮はフライパンでガードしていた。自身ですら自覚していなかった才能が見出され、拳銃とナイフの投擲が出来る…能力だった事を知り、山根は里奈に部活動を提案される。
弓道部ではあったが戦場で使う武器がずらりと並んでいた。
山根も里奈の性能を理解しており狙撃をさせたり投擲もさせて、腕前は凄まじく海外軍人並みといったラインか。
投擲は出来ても何本もは不可能で片手には1本までと限定されていて、ただし両手投げは可能だがこの場合は2本投げとなる。
ストーリーでは明かされてないが里奈の銃の撃つ速さは0.32秒。
(理由は里奈の誕生日が関係していて
2/16→2×0.16=0.32となる)
9話でも里奈は大宅彩理珠にアメジストナイフで腹を刺され戦う事を余儀なくされど付き合いになる。
ダメージは受けて出血しても怯まなかったり、頭突きされても全く効かない…なんて事もありかなりタフな一面もある。
(ここでも小宮にレンガで殴られるが、里奈の頭が割れずレンガが割れるくらい頭がめちゃくちゃ硬い)
ご飯を食べるのはしなく、水なら飲む、水しか飲まないと発言してて水分は摂ってることが判明。肉を食べると嘔吐して魚を食べると失神すると言ってるが、唯一7話で激辛のカルビラーメンを食べたがごちゃ混ぜにすると食べられるらしい。
口調は誰に対してもタメ口で敬語は一切使わない。
たまに語尾に「〜っての」とも発している。
一九八八年ニ月十六日に誕生した。
家庭環境は普通とはいえ母親はキツめで、父親は少々頑固な性格の中で彼女は育った。そのため手を焼く事はかなり多く成長も遅くて学校にも家庭にもうまく馴染めずにいた。
小学ニ年生(当時七歳)の頃、体育の授業に参加するのを拒んで教室でじっとしていた所で担任の吉田に力ずくで連れ出されそうになり抵抗した彼女は体当たりして振り解く。吉田は頭を強く撃ち、気絶させ難を逃れたが安心したのも束の間。里奈の分岐点がここで左右してしまう。
家に帰って『ただいま』と発しても普段返してくれる『おかえり』の返事が返って来ず母親の空気は重たく表情も固い。今日あった出来事は既に耳に入っていてこれがきっかけでこの日から壮絶な虐待が始まって強さは叩かれただけで大きなアザが目立つ程。学校に行く事はパッタリとなくなった他、九歳の時に父親は姿を消し絶え間なく容赦のない虐待は八年続き彼女が十五になった頃、母親の事を無視するようになった他攻撃もまんまと躱すようになって思い通りに痛めつける事が出来ず最終的に文句垂れながら母親は家を出ていった。解放はされたが心の傷が深過ぎて学校に復帰できず四つ下の弟“伸哉”にしがみつき、今年の夏休み明けに『学校行く』と約束を交わしそれまでは弟に甘えている姿はとても愛らしく満面の笑みが周囲を優しく包んでいた。
それも長くは続かず夏休みの八月に川遊びをしてた最中…事故で弟が流されてしまう。
無事を祈ったがその思いは儚く水死体で発見され再び心に傷が増え約束を果たせず弟の死を悲しみ続け、伸哉に会いに行こうと後追いを図る…が未遂に終わり月日が経ち里奈は十七歳になっていた。
そんなある日深い絶望から垂れた蜘蛛の糸、それが普段鳴らない一本の電話だった。
経歴
・本ストーリーは2,005年の物語で、里奈がこれから通う学校、『黒鳳高等学校』は履歴書類が不要な学校だった。
序盤では成り行きは明かされてなかったが、9話では夢の中で伸哉に疑問を持ち問うが打ち切りとなり明らかにならず10話で里奈と伸哉の会話で里奈の弟、伸哉が「それはだめ。せめて夏休みが終わってから登校しなさい」の発言もあり里奈自身がその高校に志願したようには見えなく伸哉が志願したような場面がほのめかされている。
何も知らない里奈は興味津々で誰に対しても明るく振る舞ったが温度差が激しく、急に「あれ、気まずい空気にした?間違ったとしたら私のこと殺して?」とも言って場の空気を混乱させたりもしている。
主人公がやばい設定だと思いきやこんなのは序の口。
里奈達のクラスの担任の『小宮 美恵子』も狂ってた。
何故ならば教室に入ると同時に怒声をあげ引き戸を蹴破り登場するからだ。
それだけじゃなく1時間目の数学の授業で山根が担当。
寝てる生徒達に容赦のない発言をして起きてる人に背筋を凍らせ自由時間にさせる…といった場面も存在。
鈴木カツミや佐山嵐(おろし)という男子生徒がセクハラ気質だったり、
1話から登場する「武田春正」と「峯岸雅行」がオカマだったり。
4話と8話に登場する「根岸良太郎」は前科持ち。
5話から出てくる「大宅彩理珠」は重度のレズで裏はかなり危険な性格の持ち主だったり。
9話では水木3姉妹「みつき」「つきみ」「つみき」は盗撮系のヤツ。など一部だが癖のあるキャラは多め。
主人公もあまりのヤバさにツッコミを入れたりするがボケたりもするので例外じゃなく、
体を触られるのに悦を感じたりする変態気質持ちで好意を持つ相手にはスカートを捲ってパンチラするなんて事も。
かつての弟、伸哉に触られたりとかもして胸が大きくなったもあれば求めるようにもなった、とも考えられる。
冒頭で家では着衣しておらず常に全裸で寝起きは決まってお漏らしする場面もあり、彩理珠に家で裸でいることを知られ以降はちゃんと着衣している。
着衣して寝ればお漏らしもなくなった…とのこと。
里奈の瞳の色が紫なのはアメジストをモチーフ。
誕生日が2月もあり紫になった。髪型は茶髪で。
(初期設定は髪は黒髪で瞳は青だった)
・「えーっと、教室はここで合ってる?間違ったらごめんね〜。女版の浦島太郎!『戸ヶ崎里奈』だよぉ〜」
・「何故だかわかんないけど里奈ってぜーんぶゆっくりに見えちゃう…えっ?どうして私の名前が『戸ヶ崎 里奈』だって知ってるの?」
・「人なんて意味ないことに根詰め理不尽に怒られ給料も体たらくな政府に貢いで勝手に体壊す生きもんだよ。今は学生だけど社会に出たら残酷な現実を思い知るんじゃない?カツカツな毎日で仕事の往復だけの生涯。税金だけが上がって貰えるお金は増えずに払わなかったら無慈悲の差し押さえ。何よりも悲しいのがその悲惨な現状に気付けてない人が多過ぎなこと。君も例外じゃない」
・「私は動いてる死体だって思っていい。死体が言葉放って動き回るのって面白いでしょ?」
・「年齢は17歳だけど頭の中7、8歳だから脳内は幼女よ。鈴木くんはロリコンだね」
・「お茶の子さいさいよ130kmなんて!今から素振りするけど頭割れたら謝るね」
・「ねえ伸哉ぁ〜里奈ってお利口さんになった?なったらなでなでしてよぉ」
・「見てなって見てなって!絶対今度は失敗なんかしないもん!死んだとしたら戸ヶ崎里奈の形をした肉の塊。気にする事ないよ」
・「私、長生きもしたしやりたいことだってやった!もう息してることすら辛いの!人間いつか朽ちるんだから早い段階で三途の川渡りたいし!」
・「男子がバスケで女子がドッジボールかぁ。小学生になったばっかにやった以来それきり遊ばなくなったけれど唯一体育で参加したドッジ。みんなには『避けてばっかで試合にならないから面白くない』って文句言われた記憶が懐かしいっての…あの頃に戻れないかな」
・「一人で楽しい事考えてのんびーり過ごすっての。人間関係うんざーりっ」
・「贅肉な訳あるか!少し筋肉質なの!」
・「…いつまでも弱味を見せて泣いてばかりでもいつか恩返しをしたくて決意があって実行したら期待を裏切るばかり」
「火曜日にここへ来始めても結局周囲を不快にさせる事しかしてこなかった。自覚はあっても結果はこの様で…『謝ってるだけで心がこもってない』と言われるのもザラにあるけど…それもまだ難しくって……それだけが一向に改善出来なくって…何も出来なくそんなでいつも悔しくて…」
・「来週もよろしくね?親睦深めよ?」
・「付き合うのは無理だけど…ど付き合うならいいよ?」
・「全然響かない心惹かれない。興味もないわね」
・「性別の問題よ。あなた男だからスタミナ無限大なんじゃないの?尊敬するわ」
・「虐待のされ過ぎで練度なんてない。はじめに武田先生に仕掛けられた時、バッティングセンターの時だってハッキリ言ったら遅くなんて見えてなかったんだ。ただ高を括ってただけで新たな障壁が目の前にあったものを見向きすらせずに…」
・「嫌な質問するね。体痛いとかフラッシュバックとかはないけどねぇ……心の傷は一生癒えないよ」
・「なんか、血の味がして調味料の味もして生臭さと消毒液の味が色々融合して口の中がカオスになってる…」
・「御用だ死刑だ極刑だぁぁっーー!!!」
・「ふざけんな…!彩理珠は友達でも信頼はしてないからね!簡潔に言えば、『腐れ縁』だよ」
・「彩理珠は人を十人殺す目標を立て八人殺害し…証拠をまでも隠滅させる事やどうやれば抹消できるか…色々策を練って今に至るか、そういう私の目標は…ただ平穏な毎日を送りたいしか頭になかった。今この局面…とすれば彩理珠を食い止めなきゃならないことが目標になる。でもどうする……目標?そうか!青木橋があんな台詞吐いてたっけ。『目標というものは、終わりが見えない改善だ』。む、打開策が見えてきた!」
・「殺そうとした人間にこれから始末される屈辱を存分に味わってね」
・ 「生きるについて真剣になりすぎて、頭がフラフラする……無目的よりは全然いっか」
・「付き合うくらいなら私も参加で!夜の街もまた一つの探求……!」
・「誰しもがこんな形で生まれたかった。生を歩むと本来求めてなくてその場の都合で勝手に出産したんでしょ?あんまり周りでは聞かないけど、お母さんはそうだった。『虐待されて当然』、『殺す親もいる』んなのは言語道断よ。子を思わず両親共に徹頭徹尾育てんのが無理なら初めっからやんなってのよ…!欲求を満たしたいただの性行為の我欲のために!悪い行いしたならしたでもいい…改心すりゃ何も言わんよ。成長を見ず過去を言い雁字搦めにすりゃあもはや呪文でしかない。人間単純だから?すぐ忘れる?忘れてなくてもわざわざ不快にさせてまで口に出す?後戻りできない過去をいつまで言うの?ただの害だよそんなん!!子供の出来が悪い?親の育て方や環境も悪いからでしょ?『産まなきゃよかった』だ?んな発言すんだったら子孫残すなよ!繋がった血を持った子に生き地獄を体感させたいの?合わせたくても…努力したくても少しの空回りすら許されないのに他人にはペコペコ。産んだ子よりもよそが優先か!周り周りと抜かして良かれのため?他人の価値観に叶わない望みまで押し付けられた絶望感は壮絶よ。不幸をばら撒き周りもムードが下がる。守るどころか貶めて愉悦に浸ってんじゃないわよ!」
・「関わらずに付き合わずに結婚しないで子孫も残さない。孤独がいかに幸せか。責任感の無い生き様はどれくらい負担が少ないか。背負い過ぎの挙句に自身で手一杯なんでしょ?わかるよ。目を見ても見なくても?本気と根性が動いても失敗。結果以前に実力の問題だし実力でも運でも無かったらあなたには『適合してなかった』が最もらしい言葉ね」
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