概要
元Jリーガーでサッカー日本代表選手であり、現在は指導者・評論家として活動しているラモス瑠偉の、日本の国旗である日章旗についての名言であり、彼の自著である『ラモスの黙示録』にて3ページにも渡って語られている。
それだけでなく、彼は『日の丸』に対し並々ならないこだわりがあり、日の丸への愛着度々に語っていることでも知られている。
というか、そもそも日本代表のユニフォームに日の丸をつけるよう最初に提案したのはラモスであり、そのため彼は「日本人以上に日本人」と言われることもある。
ちなみに後述の文章からも解る通り、日本の国歌『君が代』も大好きな模様。
『ラモスの黙示録』より
日の丸ーーー。最高だ。こんなに美しい国旗、他にないよ。どんなに苦しくても、膝が痛くても、日の丸をつけていると思うと頑張れる。ほんと不思議。これまで何度もそんなことがあったね。
ユニフォームの日の丸。スタンドで揺れる日の丸。日の丸が目に入ると、こんなところで諦めていいのかって、また闘志が湧いてくるんだ。
日の丸つけて、君が代を聞く。最高だ。武者震いするもの。体中にパワーがみなぎってくる。でも、日本の選手の中にはそうじゃないヤツもいる。不思議でしょうがないよ。日の丸をつけるって、国を代表するってことだよ。選ばれた選手にしか与えられないものじゃない。国を代表して戦うって、スゴイことなんだよ。それを忘れているんじゃないかって思う。
ワールドカップを見てみろよ。みんなあんなに必死になって戦うのは、国の代表だからだろ。国を愛し、家族を愛し、仲間を愛してるいるからだろ。日本はそんなとこから外国に負けてる。自分のためだって?そんなの当たり前じゃない。じゃあなぜ、もっと大きいものを背負わないの?
オレ、日の丸背負ってなかったら、あんなに頑張れなかったよ。ドーハの時、オレは36歳。あのクソ暑い中で、そんなオジサンが全試合、それもほとんどフル出場。練習だって若いヤツらと同じメニューをこなしてたんだ。自分のためだけだったら、とっくに辞めてたよ。