概要
正式名称は『秘密軍事情報の保護に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定』。
日韓の間で秘密軍事情報を提供し合う際に第三国への漏洩を防止する為、2016年に締結された。
単純にGSOMIAとも称されるが他にもGSOMIAがある為、ここでは日韓GSOMIAと称する。
2000年以降からある北朝鮮による核兵器の開発とミサイル発射の問題を懸念が切っ掛けとなっており、アメリカからしても重要な事だったから、この協定の締結に介入する程に意欲的だった。
本来は2012年6月19日に締結される筈だったが、韓国側の都合によって延期された。
その後2016年に交渉が再開され、同年の11月23日に韓国の首都であるソウルにある韓国防衛部にて署名式が行われた。
問題
元々日韓の間には韓国の反日が主な要因となる溝があり、韓国が貿易の面で日本に優遇されなくなった事や韓国海軍レーダー照射問題が起きた事を切っ掛けに韓国は日本の行いを不当として日韓GSOMIAを破棄しようとした。
しかしそんな韓国の表明に対し、アメリカが「GSOMIAを全面的に支持する」と発表する形で継続を求めた事により、韓国は破棄を取り消した。
それから数年後、国益の為に親日的姿勢を取った尹錫悦大統領と元々親韓的姿勢だった岸田文雄内閣総理大臣によって再度韓国が優遇されるようになった結果、日韓GSOMIAが正常化された事を韓国が表明した。
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