概要
スポーツなどの各種競技会において、日本代表と韓国代表が対戦する事、またはその試合を指す。
ナショナルチームのおけるダービーマッチの一つで、互いにアジア有数の実力をもつサッカー、バレーボール、野球などの日韓戦はお互いの実力が拮抗しているゲームが多く、国民の注目が高まる。
歴史的な背景と近年の外交関係から両国は何かと軋轢が生まれやすく、特に韓国側からの対抗心は並々ならぬ熱意がある。
マスコミが「因縁の対決」「宿命のライバル」として対戦を煽るのも恒例行事となっており、このため「日韓戦」のTV中継は高視聴率を稼ぐ。
個人競技でも、フィギュアスケートの浅田真央とキム・ヨナのライバル対決が、常にマスコミに煽られ注目を集め続けた。
韓国側の力の入れ具合もマスコミ以上に凄まじく、日韓戦実現の為にわざわざ大会関係者にお願いした事もあるようだ。
ちなみに韓国側では韓日戦と呼ぶ。
それから日韓戦はメディアによる煽りもあって注目が集まりやすいのだが、注目される分だけ日韓の負の部分が見えてしまう事が多い(ex:ロンドンオリンピックサッカーで韓国勝利後に選手が掲げた「独島(竹島)はわが領土」問題、WBCで韓国が勝利後マウンドに韓国旗を立てた問題、イチローの「『向こう30年は日本に手は出せないな』という思いになるほどの勝ち方をしたい」発言等)。
特に韓国はスポーツの場を政治利用しがちな上に様々な意味で日本を意識している為、選手や監督などの発言や行為に対して非難の声があがりやすい。
主にマスコミがやたらと宿命のライバル等連呼して気味悪がられているのが現状でもある。
このように国単位でみると火花をバチバチにぶつけ合っている雰囲気だが、選手個人では日韓共に相手選手をリスペクトしたり友好的に接している選手は多く、プロスポーツでは両国ともに選手の行き来は盛んだったりする。