概要
末延唯月とは、漫画『紡ぐ乙女と大正の月』のキャラクターである。ちょっとお茶目な公爵令嬢。
プロフィール
人物
経歴
末延公爵家の一人娘として生まれる。幼い頃に母を亡くし、以降、父からは良い婿をもらうために厳しい教育を受けて育ってきた。珍しい服を着ていることから警官に職質されている紡に声をかけ、そこから2人の付き合いが始まることとなる。父の言いつけを守り自分の意志を持ってこなかった唯月であったが、紡と出会ってからそれが大きく変わる。
その他
- 蜂須賀侯爵家・万里小路伯爵家・一条男爵家と異なり、末延公爵家は実在しない。
- 末延の苗字は福岡県や高知県などに実在し、物部氏の末裔とされる。
- 末延邸のモデルとされるのは現存する前田(加賀藩主家)侯爵邸洋館。一方で唯月の父の名は「道実」であり、これは明治から昭和期にかけての九条公爵家の当主の名前と同じである。この辺りの家々が原型と考えられる。
- 唯月が学校で着ている着物の柄は「矢がすり柄」と呼ばれるものである。縁起物で大正時代の女学生の間で広く流行した。