歌愛ユキ

かあいゆき

株式会社AHSから発売されたVOCALOID2女声ライブラリ及びキャラクター名。

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概要

「歌愛ユキ」とは、2009年12月4日に株式会社AHSから発売されたVOCALOID2女声ライブラリである。
小学生の女の子の音声をモデルとしており、製品名称には「ボカロ小学生」とも書かれている。
同時に発売された氷山キヨテルは担任の教師として設定されている。

後に他のAHSのVOCALOID2と共にVOCALOID4化が発表され、
VOCALOID4 歌愛ユキ Naturalが2015年10月29日に発売された。

外見

髪型は黒髪をツインテールに結んでいる。
小学生ということで赤いランドセルを背負っているが、
そこにささっているのはリコーダーではなく
ヤマハのウィンドシンセコントローラ「WX5」である(正規価格：約7万円)。
ちなみに、ランドセルではなくヘッドホンをつけたイラストも存在する。

VOCALOID4化に際しては新しいビジュアルが公開された。
余所行きのドレスを着たお嬢さん風となっている。

声質

中の人は本物の小学生の女の子。
声優や子役などではなく一般人の女児を起用しているため、非常に独特な声を持つ。
基本的には幼く可愛らしい、息成分多めの声質だが、
夏休みに遊び過ぎて枯れ気味の声を収録したという噂(VOICEROID&AHS VOCALOID10周年記念ページに掲載された中の人のコメントによれば、録音するしばらく前に当時流行していた新型インフルエンザにかかっていた→録音までに回復とのこと)もあり、結構こもった声をしている。
それがトーンを落とした曲(ダウナー系)にマッチしやすいため、落ち着いた曲や暗い曲も多い。
良い意味でパッケージ絵と真逆の声質と称されることも。