概要
「死神派遣協会」とは、グレル・サトクリフやウィリアム・T・スピアーズ、ロナルド・ノックスら(死神)が所属する組織である。
死神の基本的な仕事は死んだ人間の魂の回収。上から配られた「死亡予定者リスト」に従いデスサイズ(死神の鎌)で魂を刈り取る。その際、「走馬灯劇場(シネマティック・レコード)」で対象者の今までの記憶を見て審査する。これは「世界に有益となり得る存在」だったもののみリストから除外されるので、万が一そのような存在がないかのための審査であるが、人間にそんな価値のある者など皆無に等しい(ウィル談)ので実質形式的なものである。死神にとって「魂の回収は絶対」。
公式キャラクターガイドブックでの作者(枢 やな)の発言では、「公務員のようなお堅い職業」らしい。その為か、グレルが※規則を破った際には謹慎処分を受けていた。
また一般的な会社と同じく、いくつもの課に分かれており、
回収課 (グレル、ロナルド)
管理課 (ウィル)
科捜課 (オセロ) 23巻登場
「秘書課」「総務課」「庶務課」
と、それぞれ課に分かれている。
魂の回収は基本的にこの「回収課」に属する死神が行う。回収が定時までに済まないと残業させられる。また、悪魔に魂をかすめ取られる、魂を狩り忘れる等の失態を犯すと始末書作成などをさせられる。回収課の死神にはそれぞれ担当地区が割り振られており、基本的に物語の舞台のイギリス・ロンドン地区担当が多いが、別の区担当もいる。
死神派遣協会は各国に支部があり、「緑の魔女」編ではドイツ支部の死神も登場した。
※切り裂きジャック事件で、リストにない者の殺害や、デスサイズを勝手に改造などの規定違反を犯すと始末書作成や謹慎処分をくらった。
関連タグ
死神(黒執事) グレル・サトクリフ ウィリアム・T・スピアーズ ロナルド・ノックス切り裂きジャック事件
一部、死神(黒執事)の文を引用させていただきました。