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概要編集

『母性』は、湊かなえによる日本のミステリー小説。

2012年10月31日に新潮社から刊行されたのち、2015年7月1日に文庫化された。第26回山本周五郎賞候補作品。

2022年に映画化。主演は、戸田恵梨香


あらすじ編集

ある日、女子高生が自宅の中庭で倒れているところを母親が発見する。事故か自殺か、真相は不明。その事件に端を発し、娘を愛することのできない母親の手記と、母に愛されたい娘の回想が展開されていく。母と娘、それぞれの視点が交錯し、やがて衝撃的な真相が浮かび上がる。


登場人物編集

良家の令嬢。誰よりも自分の母を愛しており、母に喜んでもらい、褒めてもらえることを幸せに思っている…が、それに執着しすぎており、アダルトチルドレンの「ヒーロー」に該当していると思われる。


母の愛情が自分に向いていないことを感じており、母からの愛を求め、愛されたいと願っている…が、場の空気を考えずに相手を怒らせるような言葉を発したりするなど少々KYな性格であるため、母親を怒らせてしまうこともしばしば。


娘のルミ子や孫の清佳に対して、無償の愛を注いでいる。しかし、落雷による倒木の影響で発生した火災に巻き込まれ、亡くなってしまった。


ルミ子の夫の母親。義理の娘であるルミ子に対してつらく当たる一方で、自分の子どもたちには過保護に接する。だが、その態度が後に家庭を崩壊させ、彼女の認知症を悪化させることとなる。


関連タグ編集

湊かなえ


ハコヅメ:同じく永野と戸田の共演作品である。映画公開よりも前にテレビドラマが放送されたが、撮影はこちらが先。

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