沢辺雪祈

さわべゆきのり

漫画、劇場版アニメ作品『BLUE GIANT』に登場するキャラクター。元JASSのメンバー。

沢辺雪祈（さわべゆきのり）はBLUE GIANTに登場するキャラクター。JASSの一員。仲間からはユキと呼ばれている。

概要

大が東京のジャズハウスで出会った男で、やや老け顔だが長身の二枚目。長野県松本市出身、実家はピアノ教室で4歳からピアノを続けてきた。しかし当人はジャズ好きで、ジャズピアノを理解してもらえる仲間に恵まれずにいたため、登場当初は協調性に欠けている部分があった。また、作曲センスも抽んでた素質を持っているがやや理屈っぽく考えるところがあり、自分らしさを追究しようとして自身を追い詰めてしまうこともしばしば。

超然と振る舞い都会的な生活を謳歌している伊達男のようで、日夜警備員などバイトに明け暮れており、古いアパートに暮らしている。甘いルックスと物腰が柔らかさで異性にはモテるが、特定の誰かと付き合ってはいない。

事故（ネタバレあり）

そんな彼だったが漸く仲間意識に目覚め夢叶う寸前、深夜の警備員バイト中に居眠り運転の中型トラックに撥ねられてしまい、右手を複雑骨折してしまう大怪我を負う。その後は傷心に陥りつつも、持ち前の作曲能力と、捨てられなかったピアニストへの思いからボストンのバークリー音楽大学に留学していた。

そこでも負傷した右手は自由に動かせなかったものの、左手だけで超絶技巧の演奏を行い、周囲を感嘆させる。また、ボストンで再会した大に、自分で作曲した曲を演奏してくれるように頼むが、同じピアニストのアントニオは彼の意図と度量、そして大との友情を知り、自身が演奏するように焚き付けた。

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