浅川拓
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あさかわたく
原作:佐木飛朗斗、作画:所十三による日本の漫画作品『疾風伝説 特攻の拓』に登場するキャラクター。
能天気で楽観的な性格をした、聖蘭高校への転校生。
気が弱いところがあり、転校前は「マジメこいて」いじめられっ子だった。
愛称は「アサカー」や「拓」、「拓ちゃん」など。
とあるきっかけで、暴走族「外道」のメンバー鳴神秀人と出会い、「強くなりたい」という気持ちが目覚め、不良デビューを果たす。
元はストレートヘアーだったが、不良として決起する際にリーゼントにした。
横浜の暴走族「爆音小僧」の一員だが、他の暴走族からも一目置かれることが多く、付き合いは広い。
喧嘩には弱いが、単車乗りとしての才能があり、数々の幸運と秀人に貰った「秀人メモ」から得たケンカ知識を活用して多くの不良達に認めれられていく。
登場初期はスクーターに乗る姿もあったが、「ケニー・ロバーツ号」と名付けたFZR250Rに乗っている。転校前は鳴神秀人に憧れて族車風に改造していた。3~4巻で「鬼雷党」の広瀬敬司との勝負で海に沈めてしまう。
その後は「エディ・ローソン号」と名付けたゼファー400(初期型の異形メーター、車体色は赤)に乗る。当初は真嶋秋生らの手でフレアラインの入ったZ400FXのタンクやレース仕様のエンジン等フルカスタムに組んだものだったが、そのパワーを扱いきれず初乗り2秒で全損にしてしまい、改めてフルノーマルとして組み直したものである。
その後には天羽時貞の形見として「悪魔の鉄槌(ルシファーズ・ハンマー)」を受け継ぐことになった。この車両は時貞が事故で亡くなった際に大破したが、執事の檜原曰く(生前の時貞に)「必ず組め」という指示で修復した最後のマシンである。この際時貞の飼い犬で、拓を新たな主と決めたボルゾイの「アービィ」と「ルーファス」も託されている。
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