遠近法で本来平行である2つ以上の線を平行でなく書く場合にそれが交わる地点のことである。
例えば日常生活でも同じ太さである道が遠くを見れば狭まっているように見える事がある。
勿論、実際には道の太さが変化することはない(現実問題では車線の本数変化などで有り得るが)ため、
これは目の錯覚ではあるが視覚の情報で判断するならば
最終的に道幅が0になる(=両方の線が交差する)ように見えるはずである。
このような場所をイラストでは消失点と呼ぶ。
消失点は基本的にイラストにおいて1箇所に纏まっている事が多い為
遠近感のあるイラストを描く際には消失点の位置をしっかりと考えておくことが望ましい。