概要
アプリ『アイドリッシュセブン』の登場人物、四葉環×逢坂壮五のカップリング。
17歳で高校生の環と20歳で成人の壮五。ビジュアルも中身も色々と正反対の二人である。
MEZZO"
IDOLiSH7内で、二人はMEZZO"というユニットの相方同士である。
二人の対照的なビジュアルとキャラクター、また「二人で歌うために生まれてきたような歌声」と評される絶妙なハーモニーは若い女性を中心に全国を魅了している。
miss you...
MEZZO"としてのデビュー曲。元はIDOLiSH7の曲として存在していたが、諸事情により先行してデビューする二人に託される形となった。
ゲーム内で視聴できるMVの危うげな距離感は、小説「アイドリッシュセブン-流星に祈る-」の「紫青の霹靂」で詳細が明らかにされている。また、紫青の霹靂では二人の出会いも詳らかに描写されているため、環壮好きとしては必見である。
恋のかけら
2016年5月11日発売のMEZZO"のファーストシングル。
カラフルなハートに囲まれた二人の幸せそうに笑う顔が眩しいジャケットでファンは騒然。しかし、後にランティスカタログにて公開された曲名で更なる話題を呼んだ。道端で拾ったボクサーを演じる環、幼馴染の美容師を演じる壮五がヒロインを取り合うというなんとも贅沢なドラマの主題歌。
i7
IDOLiSH7としてのファーストアルバム。
予約特典に、ユニットごとの種村氏描き下ろし色紙がついていたのだが、MEZZO"のテーマは「硝子越しでも声が聴きたい」であった。
ガラス越しに手を合わせ、切なげな表情でそれぞれ携帯電話を耳にあてる構図に、ファンはさぞ興奮していたことだろう。
月明かりイルミネイト
2017年1月26日先行配信された新曲。
MEZZO"が表紙を飾った「MY☆STAR vol.7」(2016年12月12日発売)インタビューにおいて新曲収録を控えているという2人からの発表があったが、1月17日(アイナナの日)にジャケットとタイトル、配信予定日が発表された。アニメ制作スタッフや3部キービジュアルと同日の発表であり、こちらにもかなりの注目が集まっている。
ジャケット担当の深川氏によれば、「すっごい寒い大手町でイメージ膨らませた」とのこと。
Dear Butterfly
2017年11月22日に発売された3部の新曲。
今までの雰囲気とは一変、人と人との絆や繋がりを歌う明るく優しい曲である。
ストーリーの配信状況からザワついていたところにぶち込まれた「Understand?」「Very good!」に多くのファンが狂った。
また、リアルイベントであるファン感謝祭vol.3にてCDの発売日が告知された際にIDOLiSH7リーダーの中の人が「いい夫婦の日ですね」と言ったことで会場から大きな悲鳴が上がった。
雨
2018年3月21日に発売されたアニメ12話の特殊エンディング。
何らかのCDが発売されることは告知されていたのだがタイトル・グループ共に伏せられていたところに、突然エンディングで流れる知らない曲。全国のマネージャーが思わず立ち上がったことだろう。
MEZZO"らしい苦しくも止まらない恋の歌は必聴である。
甘さひかえめ
雨のカップリング曲。
スローテンポな曲に乗るMEZZO"のすれ違いを思わせる歌詞、サビラストで「甘すぎるコーヒー」「辛すぎるスパイス」が「忘れない味」だと歌う2人に多くのファンがザワついた。一体何があったのかと深読みしてしまうのも仕方がないとすら思える歌詞。
本編にて
以下、ネタバレ注意
第1部
3章にて、初めて「そーちゃん」呼びをする。以降、このニックネームがファンにまで浸透していくことになる。壮五が初めて怒った(本人は一応否定している)のも、この時が初めて。
7章にて、環が「アイドルになってテレビに出れば、行方不明になった妹が見つけてくれるかもしれないから」とアイドルを目指す理由を初めて明かしたのが壮五だった。また、環が面と向かって「壮五さん」と呼んだのは、後にも先にもこの一度だけである。
その後ややあって、2人はMEZZO"としてデビュー、時間を置いてIDOLiSH7も追ってデビューする。
だが13章にて、環は「妹の居場所を知っている」というファンの嘘を信じ、生放送をすっぽかしてしまう。偶然が重なったとはいえ、それも要因のひとつとなり、壮五は胃腸炎で倒れてしまい、環は「合わせる顔がない」とまで深く反省する。その時に初めて、壮五はアイドルを目指す理由を皆に打ち明け、それを受けて環は「やっと本物のコンビになれた気がする」と返した。
第2部
5章にて、壮五が環のプリンをRe:valeにあげてしまったことについて環は怒り、しばらくは拗ねていた。が、大和の嘘混じりの説得で機嫌を直し、7章では「来月のオフに一緒に遊びに行こう」と誘うまでに。
8章にて、壮五は環が内に抱えるものを理解し、「君を見てるよ」と優しい言葉をかける。この言葉は環の琴線に触れたようで、これ以降の環の行動は「壮五に認められたい」が根底にあるようになる。
6章~10章にかけて、壮五は謎の少女と出会い、彼女が環の妹の理であることが明らかになる。だが、理に口止めをされ、壮五本人も「妹のことを知ったら環が仕事を投げ出すのでは」と考え、会ったことを環に言えずに思い悩んでいた。この間、環は壮五が何かを隠して悩んでいることには気付いており、上記の大和の説得も嘘であると見抜いていた。それでも、壮五が頑張りを見ていてくれることを信じて、環なりに努力していた。
だが12章にて、壮五が理と会っていたことが環に知れてしまい、環は怒りを露わにする。環が怒ったのは「理と会ったことを黙っていたから」ではなく「理のことを聞いたら仕事を放り出すと思われていた」ことについてだった。この時環は「壮五がまた倒れたら嫌だから頑張ってた」「褒めてほしかった」と語った。
激昂した環はMEZZO"を解散しようとまで言うが、十の説得と、理を見つけ出せれば解散しないでほしいという壮五の条件、更に壮五がそれを実践したことで、一先ず解散の話は立ち消えた。
特別ストーリー
一周年記念のストーリーにて、隠し芸を披露することになったIDOLiSH7。
一緒にいる時間が1番多くて練習しやすいから一緒にやろう、と環は壮五を誘った。(断られたが)
各イベントにて
アイナナ海賊団のBon Voyage!-焦りと共にまた陽は沈む-
2015年12月初旬開始のイベント、SPライブ『アイナナ海賊団のBon Voyage!-焦りと共にまた陽は沈む-』にて、衝撃のポエムが公式から投下された。
海の夕日は綺麗だな 月は昇るし陽は沈む
今度はタマソウ海賊コンビ 甘く切なく海を往く
以上である。
また、「環くんは鍛え上げられた肉体がなんとも眩しい!腹筋を指でなぞってあみだくじができそうです。」とも記されていた。できそうらしい。
アイナナロマン~謎と浪漫溢れる大冒険!!~
2016年11月~12月に開催されていたイベント。
このイベントのストーリーにて、環・壮五・ナギの三人でぱんだなめこ村からの脱出を図っていたが、3人揃って落とし穴に引っかかってしまった際、環は壮五をお姫様抱っこで救出し、環自身は尻から落ちた。
挙句、その後のやり取りを、ナギに「痴話喧嘩」と言われる始末だった。
また、環と壮五は、貴族とそこに下宿する書生に扮していたため、壮五の「環さん」呼びが見られる貴重なシーンもあった。
各カードにて
ユニット
2枚並べると一枚絵になるカード。
各カードについているラビチャはゲーム本編とある程度リンクしているのだが、2人の[ユニット]のカードのラビチャ第3話は、第1部13章~14章にて壮五が倒れたくだりのその後を垣間見ることができる。壮五を心配した環がずっと傍についていたり、そのまま眠ってしまった環のために壮五がプリンを買ってきてほしいと頼んできたり、お互いへの優しさがわかる。
また、環が「そーちゃんみたいに優しい人間になる」と言ったり、壮五が倒れた時の環の気持ちを壮五の口から聞くことができたりする。
5話では、手のかかる環と世話を焼く壮五という構図が、あることをきっかけに真逆に変わる。これについて2人は「そーちゃんだって俺がいないとだめ」「頼りになる人がいるとすごく安心する」と語る。必見である。
アイナナ学園
壮五が演じるツンデレの教師を、環は「かわいい」と評した。
また、台詞とはいえ壮五に「目障りだ」と吐き捨てられ、環はガチ凹みした。
アイナナ警察
4話、5話で楽屋にて一騒動起きる。
不可抗力とはいえ、十に殴られた壮五を見て激昂し、十に掴みかかるという、壮五思いの環を見ることができる。
雑誌インタビューにて
MY☆STAR vol.5
(2016年3月22日発売)
デュオ特集にてMEZZO"への一問一答インタビューが掲載されている。
中でも「相方に伝えたいヒトコト」は必見。
環「そーちゃんいっつも人のことばっか気にしてっけど、たまには自分のこと話してもいいんだぜ。オレが守ってやっからな」
PASH!5月号
(2016年4月9日発売)
IDOLiSH7へのインタビュー中、「7人でいるときはとても居心地がいい」と言う壮五に、「俺と2人のときは居心地わりーのかよ!どーせ俺は「体つき」だけだよ」と拗ねる環。
これらのMEZZO"のやり取りをからかう大和の発言も必見である。
2D★STAR vol.4
(2016年6月25日発売)
恋のかけら発売後のMEZZO"へのインタビューが掲載されている。
ドラマと同じく一人の女性を取り合うことになったら?という質問に「今は環くんとのMEZZO"が大事だから」と答える壮五。インタビュアーによればそれを聞いた環の様子は「なんだか嬉しそう」らしい。
MY☆STAR vol.7
(2016年12月22日発売)
MEZZO"単独での初表紙。時間軸としては2部後のため、インタビューには大正ロマンイベントでの内容なども盛り込まれている。
「最近前よりもっとそーちゃんとMEZZO"やれてよかったって思う」と言う環、「見た目も性格もバラバラだからこそ、僕たちの伸びた影は交わっていくんだろうなって思う」と言う壮五。より絆を深めた二人の姿がある。
※他カード、雑誌をお持ちの方は追記をよろしくお願いいたします。