概要
アプリ「アイドリッシュセブン」の登場人物であるユキ×モモの腐向けカップリング。
公式で夫婦を公言していたりお互いをダーリン、ハニーで呼び合うなど、公式燃料が数多く存在するカップリングである。
その公式夫婦っぷりはアプリ本編に留まらずアニメやラビチャ、公式コミカライズ、インタビュー等でも発揮されているが、実はかなり闇の深い関係性である。
本編にて
2人の関係性は二部以降にて知ることが出来る。IDOLiSH7、TRIGGERの先輩アイドルRe:valeとして登場。明るく社交的で周りをよく見る百と、クールでミステリアスな千のコンビはさながら太陽と月であり、頼れるトップアイドルとして後輩やファンに親しまれている。
しかし…
※以下ネタバレ注意※
この項目はアプリ本編のネタバレを含みます。
本編2部
2部7章4話にて百の歌声が出なくなる。その理由は「自分は本物のRe:valeではないから」であった。失踪した千の相方の代わりに千が相方と組んでいた、5年だけの期限付きの約束でRe:valeとしてやってきた百は、Re:valeが5周年を迎える頃に自分は期限切れなのだと後輩に告げる。その際「あはは、笑ってないとさ、不安で押し潰されそうになる、オレの幸せは、借り物なんだもん」と、自分の明るさの裏に今の借り物の幸せを失う事への恐怖があることを明かした。その後どれだけ尽くしても百の歌声は戻らず、5周年ライブの直前にIDOLiSH7達が一芝居打って千の「あいつが隣にいてくれたから、僕は音楽を続けることが出来たんだ!僕にとって、モモはゼロ以上のシンガーだ!」という怒号を引き出すことで百は千の本心と愛情を知り、ようやく歌声を取り戻した。
本編3部
3部7章「Re:vale」では彼らの過去編が描かれる。天才肌だったが子供離れしたルックスとひねくれた性格故に嫌われていた千は、学生時代に万と出会い彼の音楽に感銘を受け、彼とRe:valeというインディーズバンドを組む。千は曲への拘りが強いあまり万と度々衝突し、組んだ演奏者を次々に辞めさせていたが、やがて演奏せず2人で躍り歌うことでアイドルとしてのRe:valeを完成させ、その人気を徐々に高めていった。
一方サッカー少年だった百は、姉である瑠璃に勧められRe:valeのライブを見に行き、そこで『未完成な僕ら』を聞いて感銘を受ける。彼は全国決勝前に脚を怪我しサッカー選手になる夢を断念していたが、Re:valeの歌を聞いた瞬間心が洗われるように感動した。その衝動のままRe:valeにファンレターを書き、名前を書かずに送ったところ、ファンレターはRe:valeの元に届き、万によって千の前で嬉々として読み上げられた。百の感激の言葉の数々は、ルックスや己の性格ばかりで曲を見られていた千が本当に欲しかったものであり、千は静かに涙を流し今までいい加減だった躍りや歌も「これからちゃんとやるよ」と決意した。
しかしその後、Re:valeの根幹を揺るがす忘れられない事件が起こる。
公式コミカライズ
公式コミカライズ『Re:member』では彼らの過去がより詳細に描かれる。『万理一空』『千古不磨』『百載無窮』の三編に分かれており、彼らそれぞれの心境や幼少期、彼らを取り巻く出来事を更に深く掘り下げて知ることが出来る。全3巻であり3巻の特典には『未完成な僕ら』のCDが付く。