CV:白上フブキ
概要
『Little Witch Nobeta』の登場人物にして本作のボスキャラクター。
うさ耳の生えた銀髪の少女。髪型はツーサイドアップ。白いマントと、エプロンのような脇腹が露出したトップスをベルトで留め、黒のショートパンツを履いている。グローブとブーツはややサイズ大きめ。右太ももと顔には包帯を巻き、左目が隠れている。
ターニアと同じく、人形に意思を持った生魂が宿った存在であり、膝が球体関節になっているのが確認できる。
マグマ遺跡奥地で、一人でクマの人形相手に遊んでいたところをノベタに発見される。曰く、負けた方が相手に生魂を捧げるというある種のデスゲーム的な遊びをあちこちでやっており、気づいたら自分一人だけになっていたとのこと。
しかしまだまだ遊び足りなかったのか、手に持ったクマの人形に生魂を与えて巨大化させると「さあ、一緒に遊ぼう!」と言い、彼女が先ほど語っていた「遊び」をノベタに吹っ掛けてくる。
ボスとして
第一形態
巨大化したクマの人形に乗って戦う。ターニアと同じくクマの人形を狙ってもダメージは少なく、頭上にいるモニカを的確に狙っていく必要がある。
序盤はクマの人形による肉弾戦がメインであり、時おり衝撃波による遠距離攻撃や、地震を起こしての足止めといった搦め手も使ってくる。ある程度体力を削るとモニカの魔法によってクマの両手が炎に包まれ、攻撃がより激しくなる。
更に体力を減らすとモニカ本体による魔法攻撃が解禁され、ホーミング弾や爆発魔法でクマの攻撃を支援する。2体による波状攻撃を仕掛けてくるため、より一層丁寧な立ち回りが求められる。しかし自分が発動した爆発魔法に自分も巻き込まれてダメージを受ける等、お茶目な一面も。
見事撃破するとクマの人形は生魂となって霧散、しかしモニカはまだ戦えるようで「戻れ、来たれ、集え、一点集中」の呪文を唱え巨大化する。だが戦闘の余波で脆くなっていた足場がその重さに耐えきれず崩壊、モニカは悲鳴を上げて溶岩の中に落ちていく。
第二形態
が、モニカは何事もなかったかのように溶岩の中から起き上がる。
ここから巨大化したモニカとの第二戦が始まる。
行動パターンは固定されており、叩きつけ(⇒薙ぎ払い)、両手で挟む、詠唱(⇒叩きつけ)、小火炎弾乱射、ホーミング弾の順でループする。しかし巨体故に一つ一つの攻撃が凄まじい威力を持ち、小火炎弾ですら当たれば盛大に吹っ飛ばされてしまう。
詠唱からの叩きつけは、詠唱中にモニカの手の中で広がっていく魔法球へ詠唱アーケイン等をぶち込むことで、中断させつつモニカに大ダメージを与えることが可能。逆に発動を許してしまうと超威力の叩き付けによる死が待っており、仮に回避できても足場が破壊されてしまいその後の戦闘が大きく不利になる。
叩き付け(⇒薙ぎ払い)は、回避すると薙ぎ払いに派生するという非常に嫌らしい性能をしている。両手で挟む攻撃も予備動作が異様に短いため回避のタイミングを掴むのが難しい。
体力が減ると行動パターンが変化、詠唱後の行動が叩き付けから炎魔法に変化する。即死級の威力でなくなる代わりに詠唱が短くなっており、見てから詠唱しても止められなくなっている。事前に詠唱を済ませておくか、回避や魔力吸収陣による詠唱短縮を駆使する必要があるだろう。
なお本家ソウルシリーズでは第二形態で敗れたらまた第一形態から……というのが常だったが、本作では第一形態を撃破した場合、次は第二形態からの再開となる。
余談
- 戦闘前のイベントシーンでは、ノベタに話しかけられるまで「クーマちゃーん、んふふっ」という台詞を延々とループしている。中々にシュールな光景である。
- 中の人とはキャラデザも似ている。
関連イラスト
関連タグ
結末
撃破後、敗北を認め、自分のソウルエッセンスを吸収した仲間の分も含めて渡すと告げる。
何故仲間を犠牲にしてまで遊びたいのかノベタは疑問を持つが、モニカはソウルエッセンスがなければ生魂は意思を保てないこと、仲間を犠牲にしてでも自分を自分のままで保ち、またこの世界を感じていたかったと「遊び」の理由を語る。
しかし負けたことで何かが吹っ切れたのか「もういいや」と諦める素振りを見せ、ノベタに自分たちの願いを叶えて欲しいと頼み込む。ノベタは「あなたたちを日の当たる場所へ連れて行ってあげる」と了承し、またみんなで遊ぼうと約束を交わす。
安心したのかモニカは黙って微笑み、身体は爆発し、飛び散った生魂はノベタに吸収された。