別名、「男の子②」
外見的な特徴は「他の男の子より髪が長く、外ハネの男の子」(通称:ロン毛)。
「プレイヤーの分身(アバター)」という位置づけから特定の名前は持っておらず、当初は呼び名すら公開されていなかった。
2009年3月に公式ムックで「男の子②」の開発名が明らかになったが、その時には既に「ロン毛」の呼び名が定着しており、そのまま現在に至っている。
「男の子②」の呼称が実際に用いられることは少ないが、ロン毛タグは、Answer×Answerのキャラを検索するには一般的すぎる単語であるため、差別化としてこのタグが使用されることがある。
髪型以外の特徴としては、「負けないよ?」「やったよ!」語尾に「~だよ」というように、気取ったようなセリフが多いのが特徴。
Answer×Answer公式ムックである「Answer×Answerマニアックス」にて、男の子キャラクターの中での使用率が1番低いが、二次創作の描き手は多いのかもしれない。
考察
元をたどると日本では70年代のフォークブームの際に、男性の長髪が流行った。しかし、この頃はまだ女性のロングヘアと変わらない程の長髪を目指すものであった。それから時を経て、90年代になると木村拓哉が長めの髪でドラマ等で活躍し、若い男性の間でキムタクを真似て再び髪を伸ばすスタイルが流行り出した。ここでロン毛を定義する一定の長さと「ロン毛」と言う言葉そのものが生まれた。ロン毛ブームはキムタクがブレイクした90年代半ばから長く続いたが、現在では女性に人気のある髪型が、清潔感のある短髪に移り変わってしまったため、ロン毛はかつてほどの勢いを失ってしまった。
アバターにも、このように短髪が優勢な流行が反映されているのではないだろうか。一昔前なら、アバターは金髪〜茶髪のロン毛で溢れていたかも知れない。