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概要編集


盛岡大学の附属高校である。正式名は盛岡大学附属高等学校、通称は「盛附(もりふ)」「盛大附属(もりだいふぞく)」。

野球部のユニフォームは漢字四文字で「盛岡大附」表記

旧校名は生活学園高等学校。キリスト教系統の学校。

高校野球の強豪として名をはせている。


高校野球の面から編集


1995年に野球部が全国高校野球選手権大会に初出場し、以降春5回、夏11回(令和3年時点)甲子園に出場する強豪校へと成長したが、甲子園で初勝利を上げるまでに春夏通算初戦9連敗というワースト記録を樹立してしまった


盛岡大附、甲子園初勝利までの道程編集

1995年夏(夏初出場)1回戦、対高知商戦(高知)

高知商業_220_000_210│7

盛岡大附_310_000_100│5

【高】東出康成-山下徹

【盛】小石澤浄孝、四日市直-関口清治


1996年夏1回戦、対東筑戦(福岡)

盛岡大附_000_000_000│0

東筑高校_001_010_00X│2

【盛】西村洋平-永井将人

【東】石田泰隆-今中泰幸


2001年夏2回戦(初戦)、対近江戦(滋賀)

近江高校_000_211_000│4

盛岡大附_000_100_000│1

【近】竹内和也、島脇信也、清水信之介-小森博之

【盛】千葉俊介、山下徹-佐藤貴光


2003年春(センバツ初出場)2回戦(初戦)、対横浜戦(神奈川)

盛岡大附_000_000_000│0

横浜高校_500_041_00X│10

【盛】山下徹-小林雄輝

【横】成瀬善久、涌井秀章-村田浩明


2003年夏1回戦(延長10回)、対福井商戦(福井)

福井商業_004_002_000_2│8

盛岡大附_010_005_000_0│6

【福】稗田隼人-吉長珠輝

【盛】山下徹-小林雄輝


2004年夏1回戦、対明徳義塾戦(高知)

盛岡大附_000_001_010│2

明徳義塾_252_003_03X│15

【盛】三浦怜一郎、工藤優輔-小林雄輝

【明】鶴川将吾-梅田大喜


2008年夏2回戦(初戦)、対駒大岩見沢(北北海道)

盛岡大附属_000_000_030│3

駒大岩見沢_000_013_22X│8

【盛】鴇田優麿、金澤龍佑、多田倫士-中村健人

【駒】板木勇幸-松本駿

この大会を最後に澤田真一監督が辞め、夏の甲子園初出場した時の正捕手・関口清治が監督に就任

尚、この時点でチーム初出場から7大会連続初戦敗退は海星(長崎)、岩国(山口)と並んでしまった


2010年春1回戦、対中京大中京戦(愛知)

盛岡大附属_020_100_001│4

中京大中京_210_100_10X│5

【盛】高藤佑地、白石猛紘-槻館洋弥

【中】森本隼平、浅野文哉、森本隼平-磯村嘉孝

関口清治監督甲子園初采配の試合も初戦敗退


2012年夏1回戦(延長12回)、対立正大淞南戦(島根)

立正大淞南_000_200_110_001│5

盛岡大附属_100_110_001_000│4

【立】山下真史-城本昴太朗

【盛】出口心海-千葉俊

この大会、盛岡大附は花巻東の大谷翔平を打ち砕いて甲子園に出場したのだが、その閉会式で日本高野連第6代会長奥島孝康が「大谷君(花巻東)を見たかった」という問題発言をした

この発言に監督を退いていた澤田真一は怒りよりも悲しさ、虚しさを覚えたという

“言葉というものは恐ろしいものです。人の心を温める毛布にも、人の心を傷つける剃刀にもなるだと改めて感じました。(著書「甲子園の負け方教えます」より抜粋)


そしてついにこの時が!編集

2013年春2回戦(初戦)、対安田学園戦(東京)

安田学園_000_200_001│3

盛岡大附_000_200_011│4

【安】大金真太郎-小山新次郎

【盛】松本裕樹、及川豪-奈部川一輝

◇望月直也がチーム初の本塁打

こうして盛岡大附は甲子園春夏通算10回目の出場でついに甲子園初勝利を収めたのだった


目覚める“わんこそば打線”編集

翌年の平成26年夏には松本裕樹(現ソフトバンク)を擁して優勝候補の東海大相模(神奈川)に4-3で勝利すると

2014年夏2回戦(初戦)、対東海大相模(神奈川)

盛岡大附属_010_003_000│4

東海大相模_200_000_001│3

【盛】松本裕樹-狐崎楓月

【東】青島凌也、小笠原慎之介、吉田凌-長倉蓮

◇遠藤真が本塁打


平成28年夏の大会ではチーム初の一大会2勝を上げる

2016年夏1回戦、対九州国際大付(福岡)

盛岡大附_201_101_012│8

九国大付_301_000_110│6

【盛】坪田伸祐、三浦瑞樹-伊藤勇貴

【九】藤本海斗、前田隆誠-永岡大昇

◇小原大河、菅原優輝の二人が本塁打


2016年夏2回戦、対創志学園戦(岡山)

創志学園_031_003_100│8

盛岡大附_000_443_00X│11

【創】高田萌生、難波侑平-藤原駿也、小林勇輝

【盛】斎藤真輝、三浦瑞樹、井上涼平-伊藤勇貴

◇植田拓、塩谷洋樹の二人が本塁打

この試合で盛岡大附は岩手県勢として春夏通じて初の2桁得点を達成した

それまでは過去の大会に於いて岩手県勢は唯一甲子園で2桁得点を未達成だった都道府県だったのである


平成29年、盛岡大附はチームとしては2度めの春夏連続出場を決めたのだが、そのどちらでもベスト8進出という過去最高記録を達成する

その強力な打力にモノを言わせて打ち勝つ攻撃力に対し、安打のおかわりがどんどん来るという事から岩手名物の蕎麦から名を貰い「わんこそば打線」という異名が付いた

2017年春1回戦(延長10回)、対高岡商戦(富山)

高岡商業_201_302_000_1│9

盛岡大附_210_320_000_2│10

【高】土合伸之輔、伏見拓-真筏秀生

【盛】三浦瑞樹、平松竜也-松田夏生

◇松田夏生が本塁打

この試合で、昨夏に続いてセンバツに於いても岩手県勢初の2桁得点を達成


2017年春2回戦、対智辯学園戦(奈良・前年優勝校)

智辯学園_000_000_001│1

盛岡大附_000_001_31X│5

【智】松本竜也-石田航大

【盛】三浦瑞樹-松田夏生


2017年夏1回戦、対作新学院戦(栃木・前年優勝校)

作新学院_100_000_000│1

盛岡大附_010_030_00X│4

【作】大関秀太郎、篠原聖弥-加藤翼

【盛】平松竜也-松田夏生

センバツの智辯学園戦、そしてこの作新学院戦に勝利した事により、大会史上初の春と夏の前年優勝校を撃破した初のチームにもなった


2017年夏2回戦、対松商学園戦(長野)

盛岡大附_010_100_211│6

松商学園_000_001_110│3

【盛】三浦瑞樹、平松竜也-松田夏生

【松】青柳真珠、直江大輔-笠原拓実

◇比嘉賢伸が本塁打


2017年夏3回戦、対済美戦(愛媛)

盛岡大附_001_050_001_5│12

済美高校_020_040_100_0│7

【盛】平松竜也、三浦瑞樹、平松竜也-松田夏生

【済】影山尭紀、栗田智輝、八塚凌二-橋本圭介

◇小林由伸1本満塁打、植田拓が2本の本塁打を

この試合はこの大会でもベストバウト、5回には両チームが満塁ホームランを打ち合うという史上初の記録も出た


そして平成最後の春

2019年春1回戦、対石岡一戦(茨城・21世紀枠)

石岡第一_001_000_001_00│2

盛岡大附_000_000_002_01│3

【石】岩本大地-中山颯太

【盛】阿部秀俊-島上眞綾

石岡一(茨城)相手に0-2と劣勢のまま迎えた最終回、二死まで追い詰められたがそこから執念で追いつくと延長の末にサヨナラ勝利し甲子園通算10勝目を上げた


令和3年夏の選手権大会では初戦で初出場の鹿島学園(茨城)と対戦し、甲子園で初めて完封勝利(スコアは7-0)を飾り7大会連続初戦突破。"岩手県勢夏の選手権通算40勝目"に花を添えた

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