概要
1997年10月8日生まれ、神奈川県藤沢市出身。左投左打。ポジションは投手。
来歴
プロ入りまで
小学校1年から野球を始め、中学校では「湘南ボーイズ」に所属。2年夏には全国ベスト4入りもする。
2年の夏は第96回全国高等学校野球選手権大会に出場し、吉田凌らと「140キロカルテット」として注目を集めたが、初戦で松本裕樹擁する盛岡大附属高校と当たり敗戦した。
3年夏には神奈川県大会で27回30奪三振、防御率0.00の成績で第97回全国高等学校野球選手権大会出場。甲子園では初戦の聖光学院戦ではリリーフ登板し、152km/hをマークした(スカウトのスピードガンが計測、球場表示は151 km/h)。決勝戦の仙台育英戦にて佐藤世那と投げ合い、同点の9回表には優勝を決める勝ち越しソロ本塁打を打った。甲子園通算26回1/3、23奪三振、防御率3.08。
NPB時代
2015年10月のプロ野球ドラフト会議にて、いずれも高橋純平(福岡ソフトバンクホークスが交渉権獲得)の抽選に外れた中日ドラゴンズと北海道日本ハムファイターズから1位指名を受け、抽選の結果中日が交渉権を獲得して入団した。
1年目の2016年は開幕から二軍生活が続いていたが、5月31日に一軍に昇格し対福岡ソフトバンクホークス戦でデビューした。9月4日の対読売ジャイアンツ戦でプロ初勝利を飾る。3年目・2018年には開幕投手も務めることがあったが、2020年までは左肘の手術や左肩痛のコンディション不良で二軍暮らしが長かった。
2021年、大野雄大や柳裕也と共に先発投手のローテーションを守り抜き、自身初めての規定投球回数に到達。25試合に登板し8勝を記録した。
2024年シーズン終了後に。ポスティングを利用したMLB挑戦を表明。
人物
- 高橋周平は中学校とボーイズチームの先輩で小学校の時も公園で一緒に野球する仲だったほどで、プロでも同じチームでプレーする事になった。
- プロレス団体・WWE、藤波辰爾、新日本プロレスの内藤哲也のファンでもある。
- 愛称は「うなガッツ」。名前が「ガッツ」こと小笠原道大と「うなぎ」こと阿部慎之助の両氏を連想させることに由来する。
- 2016年~2019年までは慎之介以外にも中日には上記の小笠原道大二軍監督、小笠原孝二軍投手コーチと『小笠原姓が3人』いた。