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人物

探偵を志望する17歳の女子高生。昔の苗字は朝倉。現在は公の場では中西と名乗っている。これが本当の苗字なのかは不明。

驚異的な身体能力と無限収納術という常人離れした能力を持っており、その力は銃を持った暴力団を全滅させるほど。約100mを一足で駆けることもできる。また、火炎放射器などを自作するなど機械工学にも精通している(しかし、それ以降は登場していない)。

ポテンシャルとしては完全に軍人向きだが、極度の老化により体の不自由な名雲桂一郎をフィジカル面で助けている。

基本的に頭の回転は遅いが、戦闘時のみ知能が上昇する。

また、夢遊病レベルに寝相が悪い。

普段は掃除や桂一郎の服の洗濯など身の回りの家事や世話をすることが多い。実は料理が得意であったりする。

正体

現在まで、その正体は不明だが話数を重ねるごとに少しずつその正体が明らかになっている。過去に名雲桂一郎に助けられた描写が作中でたびたびされており、それをきっかけに探偵を目指している。この時間は、桂一郎が表舞台から身を引いたきっかけとなる事件で、ハーメルンという男の存在が関与している。コーチ(探偵ではない)からの10年にわたる厳しい修行により、現在の身体能力を手に入れた。その他における詳細は作中では本人の口からはもちろん、他の登場人物からもほとんど語られず、桂一郎から「秘密主義」と言われるほどに謎が多い。

容姿

基本的には制服で過ごしている。時折、私服や1話で桂一郎からもらったコートと思われる物を身につけていることもある。ちなみに、とある五七五系女子に容姿が似ているが、目の色やヘアースタイルが異なる。顔やスタイルについては高評価されることが多いが、性格が原因なのか面と向かってかわいいと言われることがない。加えて作中ではほぼ常に変顔しているため、桂一郎からも色気がないと言われた。ちなみに現在の真白の絵は半分くらいが変顔。

戦闘能力

先述のように「鍛え上げられた」という表現でも最早追い付かないような異様な身体能力と収納スキルを活用した様々な道具(武器含む)の使用で非常に高い戦闘能力を有しており、悪党相手には容赦の欠片もない性格も相まって大抵の相手ならたとえ搦め手や数の暴力といった手段で対抗されようともほぼ苦もなく迎撃どころか一方的に殲滅可能な人外じみた実力を日常的に発揮している。

とある事件では電撃を浴び続けることで電撃耐性を会得する(そもそもそれ以前に生身で自力で電撃を放つ描写もあるが)、頻繁に車と衝突するが即座に復活し、あまつさえ立て続けに車三台(トラック、サイドカー、馬車)と正面衝突しようがダメージを受けている様子がほぼないなど耐久力も桁外れ。

また連載が進むごとに力業ばかりで解決することが増え目立たなくなってきているが頭脳面でも決してバカではなく必要によっては武器の作成やはったりをきかせる、状況に応じて即座に罠を張るなどといった策を使うこともある。

人間関係

名雲桂一郎

上記の通り、桂一郎に対しては探偵としての尊敬の意を持っている一方で、名探偵名雲桂一郎を潰してしまったのは自分だと思っている。ちなみに桂一郎本人は真白が過去に関わった自分とは知らない。桂一郎は最初、真白を助手にはしないと言っていたが、現在は相棒として現場に同行することが多い。

根津

暴力団殲滅以来、姉さんと呼ばれている。最初は根津側もまともなキャラクターであったこともあり、桂一郎が誤認逮捕された際も協力するなどほどよい関係だったが、根津の立場が怪しくなってきた辺りからたびたび真白に屠られるようになった。

アスナロ

桂一郎の助手を決める対決の際から、いがみあうライバル的な関係になっている。しかし、事件解決のためにはそういった争い事は謹んだり、実力に関しては認め合っているところがあるなど悪質なわけではない。

マキ

歳の離れた友人として、作中では一番関わりの多い同性。一緒に遊園地に行ったりするほか、マキに対して料理を教えたり、逆にメイクを教えてもらったりしている。

アズハ

友人として関わることもあるが、事件解決のために道具の作成を依頼することの方が多い。真白は尊敬の意で彼女を見ており、不在のコーチに変わった師匠になってほしいと頼んでいる。

乳首試食おじさん

試食自体にそもそも深い人間関係はないが、催眠術にかかられた真白と張り合ったからか、お互い何気に意識しあっていたらしい。腕相撲では本命でない右腕で真白が圧勝。

コーチ(師匠)

最初はコーチと呼ばれていたが、気がつくと師匠という呼びに変わっていた。彼からは戦闘における様々なノウハウを学んでいる。コーチとだけあって、真白が力負けするレベルの身体能力や技術を持っている。無限収納術も彼から学んだのかは不明。

美馬坂風

迷子の一件以来、事務所に遊びにきている。真白のケータイが盗まれた際には、風に依頼し回収してもらった。彼女からはブス呼ばわりされている。

余談

8巻最後のおまけページでは真白が同作者『川柳少女』のヒロイン 七々子と思われる人物と会話をしている場面がある。顔出しこそしていないがこの人物は真白の他校の友人であり、貸している制服が七々子と同じ高校の制服であることから2人は友人や知り合いであることが窺える。

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真白(まったく最近の探偵ときたら)
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